「note」が盛り上がっている
ブログを頑張っていると聞こえてくる「note」が盛り上がっているという話。
運用の記事が掲載されていて興味津々です。
個人が記事や写真、動画などを発信し、販売できるコンテンツプラットフォーム「note」が存在感を増している。2014年に開始したnoteは2019年1月に月間利用者数(MAU)が1000万人を超えた。
2年前と比べて10倍、1年前と比べても3倍に伸びている。noteを運営するピースオブケイク(東京・港)によると、1日の記事投稿数は1万件を超えるという。
MAUの説明は以下。
MAUは、ソーシャルメディアやソーシャルアプリなどで、適切な利用者数を示す値として使われる指標。
「Monthly Active Users」の略で、月あたりのアクティブユーザー数を示す。
ソーシャルメディアやソーシャルアプリなどでは、登録したものの利用しないユーザーが必ず発生するので、「登録ユーザー数」と「アクティブユーザー数」を区別しなければ、人気度を適切に測れない。
日本の10人に一人がアクセスしてる計算で、かなりの人気サイトなんだなあという印象です。しかし、
3年前まではエンジニア4人ほどで開発・運用していたが、サービス利用者の伸びとともにエンジニアを増やし、現在はエンジニア15人、デザイナー4人の体制まで拡大した。それでもエンジニアの「時間」は不足している。
とあり、20人弱でこの巨大サイトを運営しているというのですから、運用上かなりの工夫をされているんだなと思います。
Zapierに注目
本記事でZapierでかなりの生産性が向上しているという話を聞きつけて、調査しました。メルカリも便利だぞーと言っています。
kintone+Zapierで社員自ら作業を省力化するメルカリ | ASCII
根本氏は、「Zapierのよいところは、コードを書かないノンプログラマーでも簡単にワークフローが作れ、きちんとメンテナンスできるところだと思います。会社も業務もどんどん変わっていくので、ワークフローも変えなければならない。こういうときでも、エンジニアに頼らず、現場で作業を自動化できるのがメリットです」と語る。
元記事でもそうなんですが、Zapierと言うサービスは1500くらいのWEBサービスをくっつけることができるそうです。しかもロジックを組むときにRPAのようにGUIで作成できます。最終的なアウトプットをSlackにし、自動的にやっといたぞ、ということを報告してくれるんだそうです。
Zapierのページは英語なんですが、
1500ぐらいの対応サービスを見ると、KintoneもそうですがChatWorkなど日本製のWebサービスも対応しています。BackLogも使えたら面白いのになと思いましたが、いずれやってくれるでしょう。
Github上で更新したら、特定の開発者にSlackで通知するとか。
Gmailで特定のキーワードを持ったメールが来たら、Twillioで電話通知するとか。
RPAとはまた違った自動化の形を実装しやすいのがZapierです。
フリー版で簡単なフローは試せます。月額1ユーザー20ドルです。
これは良い。RPAの研究のかたわらZapierも調べてみよう。
記事の品質はAIで保つ→サイト品質の向上→MAUアップ
有料記事部分は引用しませんが、一日に一万記事の投稿がされるものを、AIを使ってスパムの割り出しをしているそうです。カテゴリー分けをAIで行いますがその際にスパムの特徴も機械学習させているとか。
noteが伸びている理由は、個人ブログよりも読まれることが多く、かつ収益化できるかもしれない「ワクワク感」が醸し出していると思います。
たくさんのブログ記事が読まれないままインターネットの海の底に沈んでいるのを考えると、noteのプロデュースの力はすごいんだなあと思います。
noteのユーザーにモチベーションを与えらえているということですね。個人ブログを続けるのは、特にアクセスが見込めないときはツライものがあります。
noteにこれだけのMAUが集まるのは、その莫大な投稿からスパムを自動的にはじき出す機能が下支えしているんだろうなと思います。
有料note考
私もこれだけブログに関わると、有料noteってどうなんだろうと思うのです。
有料noteを使うとすごく収益が上がる!なんて話と、そんなに世間は甘くないという話と両方聞こえてきます。
でもそれはビジネスでもそうだし、投資でもそうだし、どんな世界にも成功する人もいれば失敗する人もいる。また成功する人はそんなに大声で自慢しない。失敗する人は必ずいるということです。
少なくともこれだけMAUがあるサイトなんですから、そこにコンテンツを持つのは悪い選択ではないということだけは分かります。
ただ、10000記事/日というボリューム感。これはこの中で勝ち抜くのは並大抵のことじゃないんだなということも事実です。
いろいろ考えるところはありますが、当ブログに集中します。本業もある中で、アウトプットを分岐させるのはよろしくない、と言う判断です。
有料noteに取り組むには、それこそ気合入れて参入しないといけないですし、あれもこれもだとどれもこれもうまく行かなくなる、私の性格的にはそんな印象です。
ブログには向いていないけれども有料noteには向いている、というタイプのコンテンツもあると思います。人それぞれうまく使っていくのが良いと思います。