orangeitems’s diary

クラウドで働くエンジニアの日々の感想です(ほぼ毎日更新)。

日本が戦後活躍できたのは、たくさん働いたから

f:id:orangeitems:20190312001458j:plain

 

世界で存在感を失いつつある日本

長めに引用します。

 

www.watch.impress.co.jp

鵜飼氏はまず、今後2040年に向けて社会がどのように変わるのか、自身の見解を述べた。

アメリカと日本のGDPが世界トップクラスであった2000年代初め。中国はまだ今のような発展を遂げていなかった。しかし、2019年の今、同国の経済は飛躍的に成長し、その一方で日本経済は停滞している。今の小学生が活躍する2040年の世界は、中国がさらに発展し、インドネシア、インド、アフリカなどの国も人口増を背景にさらに発展していくだろう。そうした時代が来れば、日本の存在感はますます失われ、産業構造も大きく変化すると鵜飼氏は述べた。実際に1990年代の世界時価総額ランキングトップ20には多くの日本企業が名を連ねていたが、2017年は1社もない。

このような時代の到来は何を意味するのか。鵜飼氏は「今の子どもたちは世界と仕事をするのが当たり前になる」と述べた。同氏は韓国を例にあげ、人口が少なくなれば一部の大企業を除いて、世界市場で勝負しなければならないというのだ。加えて、AIがさらに進化すれば職業自体も変化する。鵜飼氏はGoogle Chinaの前社長Kai-Fu Lee氏の著書『AI Super-powers China, Silicon Valley, and the New World Order』を取り上げて、“約50%近く(の職業)が技術的にはAIに飲み込まれる可能性があるが、法制度等が要因で10-25%程度になるのではないか”という著者の見解を紹介した。

こうした未来の社会を生きる今の子どもたち。鵜飼氏は「これからの教育に必要なのは、妄想力と妄想を具現化する力、その両方が必要だ」と述べた。同氏のいう“妄想力”というのは、単に“あんなものがあったらいいな”と思い描くだけではなく、身の回り人を幸せにしたい、身の回りの困りごとを解決したいと、課題感に裏打ちされたビジョンや夢を持つことだという。そして、それを具現するためには、技術(プログラミング)、デザイン、グローバルに人を巻き込む力がこれからの時代は必要だと述べた。鵜飼氏は「決して大層なことを求めているのではなく、自分で考えたアイデアを形にし、周りに自慢したり、使ってもらったりしながら実現していく、その経験が大切だ」と語った。こうした取り組みを通して、日本全体がクリエータになる社会をつくりたいと述べた。

 

考察

これからは、イノベーションを大切にしないと世界との競争に生き残れない。これって盛んに言われているモダンな考え方ですよね。基本的には政府も含めて日本全体が、よりイノベーショナルなクリエイティブな方向に行こうという雰囲気をひしひしと感じます。

でも、私は違うと思うんですよ。

日本が戦後急成長できたことだって、中国が経済成長したことだって、原因はイノベーションでもクリエイティブでもない。

単にいっぱい命がけで働いたから、だと思うんです。

今の日本って、今の70~80代の心理状態が具現化した結果です。

いっぱい働いて、お金をたくさん稼いで、そして得た富。

そして、はっと気づいたら家庭を全く顧みず、余暇もなく、突然55歳で迎えた定年。たくさんの退職金を持ち何をして過ごそうか。

結局は、時間を持て余すので会社を興す。うまくいく。そこでたくさんの社長が生まれていきました。この世代に社長や会長がたくさんいらっしゃいます。

でも、下の世代には、自分たちが味わった苦労をさせたくない。十分日本は栄えた。もっと余暇を楽しみ、人生を楽しむはずだ。

それが、週休二日制につながり、そして今の働き方改革へとつながっています。

うん、でもやっぱり日本が成長したのって、いっぱい働いたから、そこでイノベーションが生まれ、クリエイティブが生まれ、世界をリードしたんだと思うんです。

中国人だって、絶対がむしゃらに働いてるはず。じゃないと年率7%成長なんてできない。労働基準法的な決まりそっちのけで、豊かになりたくて長時間働いているはずです。その中で、たくさんのアイデアが生まれ、先進国の模倣をしているうちにスキルが身についていき自分たちの物になった。

 

結論

だから、もし日本が今後もトップに近づきたいと思うなら、働き方改革のために、一杯仕事する人を止めてはいけないと思うんですよ。

もちろん、強いて長時間労働を行わせることはダメですが、好きでやりたい人まで一緒にアウトにすると、もう二度と日本は成長路線には乗らないのではないか。

アメリカやヨーロッパが、あたかも余暇を大事にしながら経済成長しているとかなんとか吹いてますが、絶対、中ではガッツリ働いている人がいて、余暇を惜しんで仕事してると思うのです。

世の中が、どんどん働くことを忌諱しているような気がして、なんだか成長成長イノベーションイノベーション言いながら、逆噴射しているような気がしてなりません。

働くことって、エンターテイメントや、ライフワーク的な部分も多いので、働き方改革など知るか労働基準法など知るか生産性など知るか、納得するまでやるんだよという仕事の仕方を好む人もいます。そして過去、経済成長はそんな人たちが形作ってきたという側面があると思います。どうも画一的に働くな働くな働くなと言う同調圧力を強く感じ、このままこの社会、そういう方達を無視して、働くことを画一的に制限してまっていいいのかいなと思った次第です。