違法ダウンロード項目削除
違法ダウンロード罰則化の件、ひと悶着したうえで項目から外れたようですね。プロセスはともかくもよかったです。
政府が今国会提出を目指す著作権法改正案をめぐり、自民党が違法ダウンロード(DL)に関する項目の削除を求める方針を固めたのは、安倍晋三首相の「鶴の一声」があったからだった。なぜ言論規制につながりかねない改正案があっさり党の審査を通過したのか。与党として法案チェックの特権を持つ自民党に猛省を促したい。
ネットでの言論弾圧を狙っている人が権力の中にいた、という解釈であってますかね?
鶴の一声?
さて、この件の論評はたくさんの人に任せるとして、この「鶴の一声」とは一体何のことでしょう。偉い人が割り込んできて今までの喧々諤々の議論をすっ飛ばして物事が決まる様子を言うと思います。でもなぜ鶴??。
ここで、鶴の鳴き声をYouTubeで聞いてみましょう。
確かに、たくさんの人々がガヤガヤしている中で、この鳴き声を聞くと、みんな静かになって鶴の方に注目してしまいますね!。そもそも鶴の鳴き声をすぐに動画で見られるインターネットってすごいなと思います。昔だったら、動物園に行ってですね、鶴が活動していてかつ鳴くのをじっと待っていないといけません。
ちなみに、鶴はあんまり鳴くことがなく、たまたまこの鳴き声を聞けた人はいいことが起こる前兆とされているそうです。もともと、鶴は千年亀は万年という言葉もある通り、鶴はめでたいものとされているようですからね。
ちなみにその反対は、すずめ・・。
鶴の一声、を使ったことわざがあるようでして。
雀の千声鶴の一声
つまらない者の千言よりは、すぐれた者の一言のほうがまさっているということ。
最近では雀(すずめ)も激減しているようで心配ですが、まあこれまで、官僚や学者、国民も含めてすずめのような存在だったというわけで、「すずめが騒いでおるな、それならば」と安倍首相の鶴の一声で結論が変わってしまうというのは民主主義としては寂しい感じはしますね。
雀の鳴き声でも聞いておきますか。
スズメ(雀)の母さん大忙し!【音の風景・5.1chサラウンド】
うーむ。鶴、強し。