orangeitems’s diary

クラウドで働くエンジニアの日々の感想です。

ネットやっていてもテレビ見ろみたいなことが増えてテレビが復権したように見える

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素晴らしかった年末の歌番組

レコード大賞、紅白歌合戦と、二夜続けて歌番組をフルで見続けました。

レコード大賞の演出も近年にない充実ぶりだったのですが、紅白歌合戦はそれにも増して息もつかせぬ素晴らしいパフォーマンスでした。平成最後、という区切りは日本人に強いインスピレーションを与えたようです。豪華メンバーが一堂に集い圧巻の演技が繰り広げられましたし、かつ最後のサザンオールスターズとユーミンのコラボレーションは神がかっておりました。新しい時代へ向けて、全部の世代が手を取り合って素晴らしいものを作っていくコンセプトは2019年、カギとなっていきそうです。

 

テレビの観方が明らかに変わった

自分の視聴行動を振り返っても思うのですが、演者のパフォーマンスが終わるたびにツイッターのトレンドを確認し情報を入手するようになりました。詳しい方がたくさんいらっしゃるので、テレビだけ見ていてもわからない情報を入手することができます。また、自分がいいと思っていても評価が割れていたりすることもあり、勉強になります。むしろ割れているときこそ興味深く、ジェネレーションによって見え方が全然違うこともわかります。ジェネレーションギャップは得てして、学んでいくと別の世代が支持している部分が理解でき見識が広がる場合がよくあります。

これまで、テレビが一方通行であり視聴者はあくまでも受け身だったころと比べて、視聴者も評価をSNSに書き込むことができるようになったのですが、これは逆に、作り手側も相当に反応を見ていると思います。どんな演出が見たいのか、誰がどんな評価を受けているのか、プログラムを作成する時点で相当にレビューされていると感じます。マスメディア、に対してマス消費者がSNSによってうまれ、ゆるく大衆全体のニーズを読み取れるようになりました。それをテレビの作り手にフィードバックすることで、双方向感が増しています。かつ、アーティスト側もテレビに出ることで露出を増し、SNS上で支持を得たいという新しいニーズも生まれている思います。

テレビとネットの隔離が起こり誰もテレビを見なくなる、という論も以前はありましたが最近はテレビがネット化するのではなく、テレビでしかできないことをネットからニーズを拾って実現し、テレビコンテンツの魅力を向上させるという時代になったのだなあと思いました。

ネットを見るのもテレビを見るのも人間なので、あえて情報として分ける必要はなく、素直にテレビに見えやすくなった大衆のニーズを反映させれば、すごいコンテンツができることを、レコード大賞や紅白歌合戦が示してくれたと思います。無視するわけでもなく、かといって迎合するわけでもなく、両方が補完しあって新しいコンテンツの在り方が確立しているのかもしれません。

 

ネット経由でテレビを見せられるという新しい導線

ネットを見ていて、急にトレンドに上がったワードが、実はテレビで今やっていて、ああテレビ見ようかなという現象。テレビはテレビを拡張せずとも、ネット化できてしまったように思いますし、今やツイッターはマスメディアにとって重要なSNSとなったと思います

逆に、テレビで何かを取り上げたためブログの記事にアクセスが集中する、ということも散見され逆もまた然りです。垣根がどんどんなくなっている印象です。

テレビ自身はレガシーメディアとされる風潮もありましたが、ここに来て、復権を感じます。2019年はインターネット含めてどのような新しい技術革新が見られるか全くわかりませんが、テレビの力を感じた2018年末の歌番組でした。

もしかしたら、2019年はテレビ復権の年、になるのかもしれませんね。