概要
ドスパラのパソコンでゲーム、VRなどいろいろと試しているのですが、1つ不満点が出てきました。サウンド周りです。Core i7-8700Kでメモリ16GBでSSDの上に、GeForce GTX1070Ti 8GBを積んでおいて、不満が出るのだから奥の深い世界です。サウンドはマザーボードのオンボード音源を使っているのですが、重いCPU処理を行なっていると音が途切れたり音質が劣化したりします。なんとかできないものかなあと情報収集していたら、サウンドカードを増設すると良いと聞いて試して見ました。
増設したカードはこちらです。
Creative ハイレゾ対応 サウンドカード Sound Blaster Audigy Fx PCI-e SB-AGY-FX
三千円そこそこの廉価版です。
そもそもサウンドブラスターという存在がなつかしすぎる
そもそもサウンドブラスターという存在が非常になつかしい。Windows 95/98/me/2000ぐらいまで記憶を遡る必要があります。昔はCPUが非力だったので音も外付けが主流でした。
こちら1997年のドキュメントで、まだ掲載している富士通もエラいなあと思います。若い人はもうブランドすら知らないでしょうね。ついでに、「サウンドブラスター懐かしい」という記事も追加しておきます。
とにかく、40代ホイホイなのかもしれません。サウンドブラスター。今でもブランドがあることに敬意を評します。
増設した結果
PCのスピーカーには、BOSEのComputer MusicMonitorというそこそこいいものを使っています。
Bose Computer MusicMonitor シルバー
すでに販売終了してしまったようですが、当時は3万ちょっとしました。こちらを内蔵音源からサウンドブラスターに変えてみたところ、完全に音質が変わりました。マニアックな差ではなくガラリと変わりました。もちろんソフトウェアでの音質変更機能はオフにしてダイレクトの音を聞いた感想です。低音も高音も内蔵の時よりも幅広く鳴らすようになりました。また音量を大きくしたときの音の質感もかなり豊かになりました。結果的に、大きな音を鳴らすとうるさく感じるようになり、ボリュームを下げました。情報量が多くて、聞こえすぎるとパソコンに集中できないという副作用・・。それぐらいブフォーアフターが明確です。
もともとの増設の原因であった、CPU高処理中の音の途切れや雑音も皆無になりました。ところで、なぜこんなに差があるんでしょうか。下記のサイトに理由がありました。
オンボードサウンド サウンド - ぐうたらずのーと (コンピュータ編)
私の使っているPCの内蔵音源がどのようなスペックだったのかは今更調べませんが、現象からすると上記サイトの通り、CPUの高負荷やマザーボード内から起こる雑音の影響をモロに受けていたということになります。
もし、音周りで不満がある方は、ぜひサウンドカード増設をご検討ください。また、私はデスクトップPCなのでPCI Express x1の内蔵カードを選びましたが、店頭にはUSBタイプのものもたくさんありました。ノートPCでも同じ効果がありそうです。