orangeitems’s diary

クラウドではたらくエンジニアの日々の感想です。

なぜ私は大塚家具のユーザーだったのかを思い出す

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大塚家具、自主再建難しく

以前、大塚家具の経営が苦しい件について、記事を書いたことがありました。

大塚家具のヘビーユーザーだった私が、大塚家具に苦言を呈す - orangeitems’s diary

状況はもっと悪くなり、最早スポンサー無しの自主再建は難しいというところまで来てしまったそうですね。

 

www.yomiuri.co.jp

経営不振の大塚家具は、自力再建が難しくなったため、資本増強を含めた抜本的な経営再建策の検討に入った。貸会議室大手のティーケーピー(TKP)に支援を求め、交渉を進めている。

 

以前も記載した通り、私は結構な大塚家具ユーザーでした。今も大塚家具から買った家具を使って生活しています。

なぜ、大塚家具を選んでいたのかを思い出してみます。最後に使ったのは2年ほど前ですが今のところもう使うつもりはありません。

 

何が良かったか

昔の話です。

大塚家具の店舗に入ると必ず受付で手続きをする必要がありました。手続きをすると必ず専門の係員が一緒に着いてきてくれます。いきなり売り場に行かず、まずは受付横の机に座ってヒアリングが始まります。

・何を買いに来ましたか?
・予算はどれくらいですか?
・これまで買ったものについての確認

などです。かかりつけ医ではないですが、ああ、お客さんの家具全体をマネジメントしてくれているんだなあという雰囲気がありました。

その内容を踏まえて、広い売り場にて適切な場所にエスコートしてくれます。もちろん「これを買ってください」ではなく、こんな選択肢もありますし、こんなものもあります、というような顧客が選びやすい接客をしてくれます。また、商品に対する知識も豊富で、その家具自身だけではなく製造過程などのストーリーを語ってくれます。

最終的に購入する家具が決まったらまた受付横に戻るのですが、そこでジュースを出してくれます。購入手続きをして終了、ですが、大塚家具のスタッフの方の応対は素晴らしく、最後まで丁寧に接客していただいたという記憶です。

 

何が変わったか

最近の経営スタイルに変わって最も違和感を覚えたのは、スタッフが紹介する商品の品質でした。大塚家具で家具を買う際は、費用が多少かかってもいいので、品質が良く長く使える満足感の高いものを求めていました。ところが、「最近の商品でお勧めです」と言われたものが、明らかにニトリを意識したようなベーシックなデザインでした。それならニトリに行くよね、と思いましたが、スタッフとの会話がかみ合わないので、勝手に探しますよとスタッフには伝え、最終的にはアンティークのコーナーで探し当てた家具を買いました。

その家具自体には不満はないのですが、どうも、以前満足した買い物のプロセスとは違うなということで、昨今の経営不振の情報も仕入れつつ足が遠のいているのが実際です。

ニトリのような、受付が無く店舗に自由に入れる店づくりとか、廉価でベーシックな商品ラインナップなど、私が求めていた方向性とは真逆に突っ走っているように感じ残念な思いがありました。

 

復活のためには

何か戦略を変えたためにうまくいかなくなったのであれば、前に戻すことが重要かと思います。元の大塚家具に戻ったのであれば、私もまた買い物に行くと思います。新しく何かやろうとしたときに、今までできていたことをないがしろにしてうまくいかなくなることは良くあることです。ぜひ、スポンサーを探して再建頂きたいと思います。結構無くなると困ります。ニトリやイケアには無いんですよね、家具は十年二十年使う可能性のあるものなので、多少高くついてもいいものを買った方が結果的にコストパフォーマンスはいいと思っています。

大塚家具の復活を祈ります。昔の大塚家具にまた行きたいです。

 

「理」と「情」の狭間 大塚家具から考えるコーポレートガバナンス