orangeitems’s diary

クラウドではたらくエンジニアの日々の感想です。

アウトレットモールで感じた不思議

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アウトレットモールで感じた不思議

あるアウトレットモールに行って来ました。

猛暑の真っ只中で歩くだけで汗がダラダラで、今は郊外型に行っても楽しめませんね。店に入ってクーラーで涼んで、汗が引いたら店を移動しているうちにまた汗が吹き出し、入りたい店というよりまたクーラーを求めてお店にイン。結局買ったものはタオル1つという散々な成績でした。

さて、アウトレットモールに感じた1つの違和感があります。2年ぶりくらいに訪れたのですが、圧倒的に中国語の案内板やポスターが増えていました。そして、中国人のお客さんもかなり多かったです。中国から日本に観光に来る際の観光ルートになっているんですね。モールのお客さんは最早日本人ではなく、中国人の方を想定しているのかもしれませんね。で、お店に入って60%OFF、70%OFFのポスターが目につきアウトレットならではの値付けがしてあります。その値札を見ると、「中国製」と書いてあります。

このカラクリはわかりますでしょうか。日本にあるショッピングモールなのに、売っているのは中国製。そしてお客様は訪日中国人。率直にいえば、「中国人が作っているんだから、現地で売って中国人が買えばいいのに」です。

 

いつまでも続くとは限らない、ものづくりの常識

日本でものを作っても日本人の給料が高い。なので、中国に工場を作り中国人に作り方を教えて原価を低くする。そして日本に逆輸入して売って差益を得る。ここ数十年の常識がこの方法です。

この結果、中国人は多くの技術を身につけ、世界の工場と言われるまで成長しました。中国自体が富を得ることに成功し、購買力を持った中産階級が大量に生まれました。この中産階級が日本製品のブランド信用力を求め日本へ「爆買い」をしにくるという現象が発生しましたね。

で、ここまではいいとして、中国人が実際に買うものが中国産というのはどうなのでしょうか。日本にわざわざ来たのに日本の商品がどれもこれも中国産という状況が続けば中国人も辟易するのではないでしょうか。

また、中国自体も曲がり角を迎えています。昨今の米中貿易戦争にて、不利な貿易条件を突きつけられています。工場の稼働率が低下したり他国に製造拠点が移転されたりすることが続発すれば、これまでの方程式が大きく崩れることになりかねません。

 

もうやめたい

個人的にはですね、来るところまで来てしまったと思っています。日本の領土で、中国製のものを大体的に売るモールがあって、そこに中国人が来るってのは、じゃあ日本とは何なの?という思いです。

日本製品は日本の工場で日本人が作ってほしいし、それを日本のモールで売って欲しい。

これはトランプ大統領が主張していることと変わりません。アメリカに工場を誘致し中国との不均衡貿易をただすということです。アメリカの問題とだけで片付けるのではなく、日本も見習わなければいけない時期に来ているのではないか?と思った次第です。本当にこのまま、今の枠組みを続けることを日本人が受け入れてしまっていいのでしょうか。

このまま行くと、ショッピングモールの売り物は全部中国製で、お客さんも中国人。そのうち案内板から何から中国語になり・・。その一方で、日本製の商品はどんどん減って行くでしょう。

考えさせられたアウトレットモールの変化でした。

 

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