フェイクニュースの拡散
時代を感じますね。
大阪教育大の学生が授業で作ったとみられる「大阪大と大教大が統合する」とのフェイクニュースがネットで拡散し、大教大が事実を否定していたことが2日、分かった。担当の准教授は注意を受けた。
共同通信が報じるということは、本件、問題は小さくないということを意味していると思います。
詳報
フェイクニュースのネタ元について5月31日で削除されたのですが、キャッシュはまだ残っています。
これで騙されるか?というぐらいのシンプルなページですが拡散してしまった模様です。
経緯が以下のページで語られています。
このサイトの経緯・お詫び
2018.05.31 02:44
※このサイトは2018年5月31日閉鎖いたしました。2017年後期の大阪教育大学で行われた『メディアリテラシー演習』授業では、フェイクニュースの存在について理解を深め、学生自身がフェイクニュースサイトを作成し、授業内で閲覧者に実際騙されてもらうことで、個人のメディアリテラシー意識を高めることを目的に活動を行いました。授業終了後も資料としてこのサイトを公開させていただいていました。
しかし、サイトへの注意書きなどの配慮が十分に足らなかったため、当サイトで作成されたフェイクニュースが拡散されるという事態が起きました。
そのため、問題となった記事は非公開にさせていただきました。
また、今後もこのようなことが起こりかねないため、当サイト自体を非公開にさせていただく可能性があります。ご了承ください。
大阪大学、大阪教育大学関係者の皆さまにご迷惑をお掛けしたことを深くお詫び申し上げます。
フェイクニュースを自ら作り人を騙すことを体験すると、メディアリテラシー意識って高まるのでしょうか。また、このページを授業終了後も活用する方法って何なのでしょうか。サイトに注意書きをすれば公開しても構わないのでしょうか。
かつ、まだ https://daikyo-news.themedia.jp というサイトは残り続けていて、まるで大阪教育大学のニュースサイトである体は残しておりドメイン名も紛らわしいです。
せめてBasic認証でもかけて、大学内からのみ認証なしでアクセスできるようにすれば混乱は起きないのになあと思います。
それこそが、ネットリテラシー。学内で、モラルの低い記事をあえて作成するのなら、インターネットに公開してはいけません。学内だけで収めるべきでした。それすらできないならWEBサイトを作成するべきではないと思います。
共同通信に掲載されてしまったことですし、対処したらいかがでしょうか?