orangeitems’s diary

クラウドではたらくエンジニアの日々の感想です。

夢というパワーワードと浅田真央さんの夢

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今日は、ひょんなことで約30年ぶりに中学校の卒業式に出た。都会の中学なのでやたら人が多い。来賓も祝辞の数もものすごい。在校生のあいさつとか卒業生のことばとか。3時間くらいにわたっていろんなメッセージを聞いたのだが、皆が口々に「夢」というパワーワードを使っていたのが面白かった。

卒業生に、夢を持ってがんばれ、というのはとても自然なのだが、そんなにたくさんの人が口を揃えて言われるとなかなか普段生きていて、これだけ夢推しだとは思わなかった。大人に聞きたいが、あなたの夢はなんですか?、と聞かれて即答できる人はいるだろうか。できる人もいると思うが・・。中学生に夢を持って、と言って、それが大人になって一致している人がどれくらいいるのだろう。また仮にそれがかなったとしたら、その先に何があるのか。新たな夢だろうか。普段夢という言葉にこんなに揉まれることはないので、夢ってなんだっけなあという思いにかられた。

そんなことを考えながら家路につき、はてなブックマークを開いたらタイムリーな記事があった。

www.hochi.co.jp

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「自給自足をするっていうのが、私の最終的な夢なんです」

 疑問に思った同局の武田真一アナウンサー(50)が「自給自足?」と不思議そうに聞くと驚きの答えが返ってきた。

 「はい。いろんなものがやりきったなと思ったら、私は山に行って…。それこそ海の近くだったら自分で魚を捕ったり。山に出て狩りをしてイノシシとかをさばいたりとか、そういったことをしてみたいんです」

 

大人たちが卒業生に呼びかけた「夢」が、山に出て狩りをしてイノシシをさばくことだとしたら、この集団とイノシシたちの戦いが見られそうだ・・というのは軽口だが、しかし卒業式の中で出てきた夢とはまた違う種類の夢なのかもしれない。

義務教育の中学校までは本当に画一的に育てられるが、そこからいろんな進路に進む。少なくとも成績で進路先は分別される。夢とかいう言葉が霞むくらいの現実なのだが、それでも、夢というのは全員に配ることができるパワーワードなんだということを思い知らされる。そして、イノシシを狩るところまで行き着けるのがその夢という言葉の、パワーたる所以だなと気がつかされる。

浅田真央さんに戻ると、世界の舞台で戦ってメダルも取れて、知名度もあってさあこれから夢を、と言われたときに、とっさに答えらえるのがとても素晴らしい。それを口にできるということは、それはもう夢ではなくて目標なんだろうと思う。そうやって次々にいろいろと新しいことをやっていくんだろう。別にフィギュアスケートでメダルを取るだけが夢じゃない。卒業する子供たちにも、他人が引くぐらいの夢を持って、次々と何かやっていってほしいなあ、と思いつつ、自分にブーメラン。