orangeitems’s diary

クラウドではたらくエンジニアの日々の感想です。

テザリングを有料化するしないで揉めている間に次世代移動通信5Gがやってくる

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テザリング有料化の議論

テザリングが、auとソフトバンクで有料化されるという話題。

www.businessinsider.jp

2018年4月利用分より、国内通信キャリア大手でauブランドを展開するKDDIとソフトバンクは、それぞれの大容量データプランの契約者を中心に、テザリングオプションを実質有料化する。

Twitterでは「格安SIMでは無料で使えるのになぜ?」「(各社が契約者向けに無料プレゼントしている)牛丼やアイスを配るより、やることがあるのでは?」といった指摘が相次いでいる。

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考察

三大キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)は実は2020年に向けて、次世代通信5Gの準備を着々と進めている。

詳しい記事があるので紹介する。

kakakumag.com

2020年の実用化を目前に話題になっているのが、次世代の「5G」である。5Gでは当然、通信速度の向上が図られるが、ほかにもIoT時代に即した「同時多接続」や「低遅延」といった要素が盛り込まれ、人々の暮らしを一変させる可能性を持つ。

ガラケーと3Gの世界が、スマホと4Gの世界になり、我々の暮らしは一変したのは間違いないと思う。私も実は新しくはiPhone 3GS、WillCOM W-ZERO3、もっと遡るとSHARP ZAURUS+PHSのようなところまで手を伸ばしている。当時iPhone 3GSを買った時には、「そんなのにまたお金を使って」と白い眼で見られた気がするが、世の中は一変してしまったと本当に思う。電車に乗るとたくさんの人がiPhoneをさわっている。iPhone 3GSのときは、まだ通信は3Gだったので、WEBページもツイッターもスピードが遅かった。iPhone5でLTEがサポートされたときはその端末の性能アップも相まって新しい時代が来たと感動したものである。

基本的にそこからは大きなルールチェンジはないと思う。4G+スマホがもたらした世界は、日本中どこにいても最先端の情報を取り出せるという情報革命をもたらした。一方で、以下のような問題ももたらした。

・通信制限しないとインフラがパンクしてしまう(いわゆるギガ制限の問題)
・テザリング等、パソコンの通信に対して過度に用いるとインフラがパンクしてしまう
・動画をやりとりするには帯域が細い
・IoTなどたくさんの通信端末がつながる状況を支えるには貧弱
・同じ場所でたくさんの人が同時に接続すると、繋げない人が出てくる

心当たりがあるのではないだろうか、我々は4Gの制限を「当たり前」として認識し未来もそれは変わらないと思い込んでいるのだ。

次の5Gでこれは一変する。言わばルールチェンジがまたやってくる。ルールが変わるとできることがもっと広がる。以前、ガラケーではiModeなどの使用料を300円取られ、コンテンツ利用料としてニュースサイトに200円とか、着メロサイト利用料・・曲まで500円とかいうルールで生活していたのを覚えているだろうか。いつのまにかルールは変わっている。そして、5Gでさらに変わるのだ。

きっと5Gにいきなり飛びつく人はいなくて、新しい物好き(私のような)が先に使い出し、「お、いいじゃん」という流行りに乗る人が次に使い出し、そして世の中のブームになるというお決まりのイノベーター理論が繰り広げられるのである。ちなみに、それでも4G+スマホをずっと使い続ける人も出てくるだろう。今のガラケーのように。これもイノベーター理論である。このあたりの知識については下記の本を推薦しておく。

ちなみにわたしは、イノベーターだと思います。ガラクタ買いすぎました・・。小遣いが足りません。

で、話は戻るが、この5Gが登場するのは、実は2020年だ。もうすぐそこに迫っている。我々のこの、キャリアやMVNO、格安スマホやサブブランドの議論も有効期限があるのだ。そうやって考えると、テザリングうんぬんがとても小さい話に思えてくる。少なくとも3年後の2021年は5Gがどんどん普及していく。

5Gが何をもたらしてくれるのか、記事を復習する。

・通信速度が10Gbpsになる
・多くの端末が接続しても安定している(多接続性)
・遅延が小さい(低遅延)
・8K映像を送信できる

まるで誇張しているようだが本当の話だ。記事を見ると、5Gになるとこれを運用する機器が汎用的なサーバーを利用でき、設備投資にかかる費用が削減できることもうたわれている。今までの問題が一気に解決するどころか新しい通信の時代がやってくる。

・・・となると、絶対にルールチェンジができる。ガラケーがスマホになったように、スマホが何かに変わるのだ。テザリングうんぬんは過去の話になると思っている。

 

まとめ

今は盛んに、4Gのルールの下で、3大キャリアとサブブランドやMVNOとの調整や、サービス内容、端末の縛りの問題などが取りざたされている。また楽天の4Gへの参入も話題となった。かたや5Gが2年後まで迫っている。個人的な意見だが、この2年間は5Gのルールチェンジに対して用意周到に準備をした企業が最終的に次の10年間を勝利すると思う。

水面下ではこれを見越して各社が実験を重ねている。キャリアだけの話ではない。日本ではまだこのようなニュースが議論になる場面は少ないと思う。

japanese.engadget.com

japanese.engadget.com

5Gのルールチェンジが私のお小遣いをどう侵食するのか、いや、ビジネスをどう変えていくのか、興味を持ってニュースを見ている。そこに牛丼やアイスがあるかどうかは全く関心はない。

2年後が本当に楽しみだ。