立ち入りの通告
さて、金融庁は、仮想通貨交換業者登録会社、およびみなし登録会社から、顧客の資産管理やセキュリティー、財務内容を集めた後、問題のある会社に立ち入りを行うようですね。
次の展開
登録会社およびみなし登録会社の一覧は既に公表されています。
金融庁の本気と、みなし仮想通貨交換会社リスト一覧 - orangeitems’s diary
しかし、どこに立ち入りを行うか、全く公表されていません。サービスをまだ提供していない会社についてはあまり影響はないと思います。
現在サービスインしている会社に対して、立ち入りが入ろうものなら騒ぎになると推察します。そういう意味ではマスメディアがスクープとして立ち入りを報道する可能性があると思います。下手すれば、顧客資産保全のため、その後業務停止まであります。
コインチェック社にも10名ほどの金融庁職員が常駐しているという情報もありますが、週末が近づいて何も情報が出てこないところを見ると、かなり慎重に進めているように思われます。
金融庁が、現在、仮想通貨ビジネス全体の把握に努めている今のフェーズにおいては、日々新たなニュースが出て大きく変動することが予想されます。日本だけではなく外国でもさまざまな話が表面化しています。ここをギャンブルとして捉えて投機的に参加するならそれでも良し、リスクを考えて見送るのも良し、と思います。
値動きがなければ投資になりませんので、エンターテーメント性だけはあります。どなたかがオンラインゲームに参加しているようだとおっしゃっていましたが、なるほどです。
推測記事も増えてきた
なお、推測記事も増えてきたと思います。
北朝鮮がコインチェック仮想通貨流出を画策か、韓国が調査開始-議員 - Bloomberg
コインチェック盗難NEM、匿名コイン「DASH」で資金洗浄か ダークウェブで交換持ちかけも - ITmedia NEWS
コインチェック社の会見以来、長期化の様相を見せていますので、いろんな説が乱れ飛ぶ事になります。一方で金融庁があれだけマークしているということは、情報についてはかなり統制されていると考えます。したがって、個人的には確定した情報しかコメントしないようにしようと思います。
政府主導の動きについては、平昌オリンピック最中はあまり派手にやらないと思います。ここしばらくは情報戦になると思います。
動きあり次第、コメントしていきます。
※追記
結局、全社検査立ち入りするのかーい
金融庁、結局全31社立ち入り検査を実施へ - orangeitems’s diary