orangeitems’s diary

40代ITエンジニアが毎日何か書くブログ

会社に通って仕事してるだけでスキルが上がると勘違いしている社員が多すぎる

「会社に通って仕事してるだけでスキルが上がると勘違いしている社員が多すぎる。自己研鑽しなさい。」全社員にそう鼓舞した上層部がいた。その後、離職率が急増した。仕事しても勉強にならんのか、ほな。そういうことだったんだろうな。基本的にもう鼓舞や…

もう数字しか見られていない

結局の所私の仕事を真に理解して、真に評価している人などいるのか。 私の仕事を誰か理解できるのであれば、その理解できる人が私の代わりができるはずである。そういう人がいない。中小企業あるあるだが。経営者から私、平社員から私、上下のベクトルで見て…

自分自身が成長できない仕事と向き合うべき理由

「会社に通って仕事してるだけでスキルが上がると勘違いしている社員が多すぎる。自己研鑽しなさい。」全社員にそう鼓舞した上層部がいた。その後、離職率が急増した。仕事しても勉強にならんのか、ほな。そういうことだったんだろうな。基本的にもう鼓舞や…

気が付けるというのは特殊スキルなのかもしれない

仕事のスキルを表現するときに、開発言語やらOSの種類やら、プロジェクトマネジメントの経験などなど、言葉は色々ある。一方で、現場の仕事を見渡してみるとこの言葉だけではこぼれ落ちている意味があるように思う。人のスキルの表現は、技術要素を並べるだ…

企業が成長すると、メンバーシップばかりじゃいられない

大企業、従業員数が1000人以上を例えば超えると、一緒に集まる機会は一年を通して一度もないんじゃないか、と思う。場所を確保するだけでも大変だ。しかも集まって何をするのか。大宴会もその人数だと収容できない。そう考えると、ワンチームとかアットホー…

転職回数とメンバーシップ

採用活動に携わって思ったのが、転職回数。回数が多いと警戒する。せっかく高いお金を支払って採用しても辞めてしまったらお金がもったいない。採用して1年以内に退職したらキャッシュバックして欲しいよね。今調べてみたら、1か月や3か月みたいなレベルで…

「将来深刻化する高齢化問題」は終わり、もう深刻化している。

自社を眺めてもお客さんの担当者を見ても、高齢化が激しい。出会ったときは40代前半で働き盛りだったけど、もう5年も6年も経ったので、みんな一緒に年を取っちゃった。それでもまだ私はあと少なくとも10年強は前線にいるけれど、会社によっては定年、の声も…

雑な思考が求められるとき

事業を一から起ち上げるとき、あまりリスクは取りたくないので、少数精鋭でまず起ち上げるとする。事業が幸運にも右肩上がりの成長を始めたとき、段々と人手は足りなくなる。ただ、少数精鋭なものだから人を一人増やすだけでも人件費としては重い。事業をも…

言葉にすることで、問題は問題となっていく

ここ1年ほど、仕事において問題のあった状況に取り組み、立て直しそして未来が見えるぐらいの場所まで改善した。過去の状況があまりにも良くなかったこともあり、比較してかなり状況は改善した。過去と現在の差がかなりあり、こんなに良くなったのなら、もう…

人材募集をしている会社のほとんどはしんどいことになっている

最近の人材募集ページはよくできていて、社員たちは社会一般と比べてレベルが高く、やりがいと成長に満ちあふれているように見える。実際に働いている社員の声もうまく編集されていて、誰もが夢を持ちながら切磋琢磨し、ビジネスの成功を導いているように見…

勤務時間と残業に対する私の考え

残業に対する私の思う感覚を書いておく。 始業時間に遅れてくる人はどう思う? 最悪。だって始業時間のタイミングって、前営業日から朝まで何らかの状況が放置されていて、メンバーが一緒にその状況に対して動くタイミングでしょう。そのタイミングに遅れる…

アイデアが浮かばない時に欠けているもの

このブログは一日2記事、流石にすぐに記事のネタが浮かばない、みたいなことはよくある。一頃前も記事が浮かばないことが続く、いわゆるスランプみたいな期間はあった。苦しかったが何とか逃れることができた。 これは、会社でも何か企画を作って誰かにプレ…

評価は、成果にではなく立場に対して行うべきだ

もう徐々にわかってきた。会社で仕事をするに当たって、社員にしろパートナーにしろ、人間が集まって仕事をする以上は、人間の気持ちが最も重要だ。気持ちよく働くことができれば成果は上がる。誰でも明るい職場に行きたい。自分を受け入れてもらいたい。お…

残業はどのように規制されているか

残業の在り方について、法的にどう決められているか正確に把握している人は少ないのではないでしょうか。幾度となく法改正されて現在地はどうなっているのでしょう。知っておくに越したことはありませんので調べてみました。 www.obc.co.jp 労働時間について…

大企業の不評を聞くときに思うこと

私は中小企業に長くいるので、さぞ大企業はいっぱい人を集めてたくさんのお金も持っていて優秀なんだろうな、なんて思っていた。 ただ、お客さんから結構大企業の文句を耳にすることがあり、あれ、名高いあの会社、そんななの?って思うことも何度も何度も何…

ビジネスを起ち上げる基本中の基本

数年前に、ビジネス起業のコンテストのようなものを見たことがあって、いくつかの発表を見た。とんでもなく最低で、絶対こんなもんうまくいくか、と思って見ていた。案の定どれもこれも、全部没になっていた。これなら初めからやらないほうがいいだろうと思…

キャリアパスに不安をおぼえるIT運用担当者に一言

japan.zdnet.com ガートナージャパンは9月14日、IT運用担当者がキャリアパスに不安を抱えているとする調査結果を発表した。過半数の回答者が自身のキャリアパスに何らかの不安や不満を抱えており、その具体的な理由として「新しい技術に触れる機会がない」(…

なぜフリーランスにならなかったのか

フリーランスという方と始めて会ったのは、もう15年くらい前か。私は大きなSIerの子請でSESの他社常駐。私の会社のメンバーの中に居たのがフリーランスの方。私の会社が直接そのフリーランスの方と契約したのではなく、私の会社のパートナー会社が契約し連れ…

もうオフィスに帰るしかないよね

通勤にかかる時間、会社に着くまでの時間は拘束されているようなものだから、給料を払って欲しいと言う主張をたまに見かける。でも、社員がどこに住むかは会社が指定してるわけじゃない。通勤地の目の前に家を構えてもいいわけだ。そしたら通勤時間はゼロに…

理不尽に絡まられたことと、倍返しの話

社会人生活をやっていて、いろいろ、理不尽に絡まれたことがある。何かのきっかけで、社内で幅を利かせるようになると「何を大きい顔してるんだ」みたいな圧力を実際に受けたことがある。人間なんて醜いもので、どんなに大人になったって狭い社会の中で目立…

「仕事ができない人」をレベル分けしてみた

仕事ができない、って人と何度か仕事をしたことがあるけど、レベル感を感じた。全員が一つのくくりにはできない感じがして、できないと思われていた人ができるようになるパターンもあった。もちろんできないまま退場していく方もいた。 5つのレベルに表現し…

新規にお付き合いする会社との信頼関係を作るために行われていること

ここ最近、新しい仕事の話が途切れなく来ている。 ここ3年くらいは例のコロナ禍で随分停滞していた。大きく成長はしないが衰退もしない。長い保留の時間が続いたが、それは終わりのようだ。もともとシステムやソフトウェアは古くなることが宿命で、使い続け…

気付いたら、ものまねして食べていた件

今、システム運用の仕事をしている。 この現場の仕事の仕方は、過去私が見た現場のやりかたのものまねである。どこか一カ所のものまねではない。運用自体、問い合わせ対応方法、構築方法、それぞれ違う現場のいいところを「ぱくって」いる。ものまねだが、組…

プレゼンテーションスライドはこれからどう作ればいいのか

パワーポイントでこれまで日本人がよく作って来たテンプレートがもはや通用しないのではないか、という話の反響がかなりあったので、補足しておきたい。 www.orangeitems.com 終わったのであれば、何が始まったか、ということだ。 世界レベルでの最先端を知…

会議で黙っている人をぞんざいに扱ってはいけない理由

たいていの人は、何か気になることがあっても黙ってやり過ごす。特に日本人はこの傾向が強い。会議があっても淡々と報告者の報告を聴いているだけで、よほどのことがないと質問しない。反対意見を言うならよっぽどのことだ。だからこの国には、言ったもん勝…

退職したくなる人の気持ち

会社制度というのはよくできているもので、同じ業種で、同じような仕事で、同じような責任であれば、転職してもたいてい年収は変わらない。著しく同業他社の給与水準より低すぎる、ということであればそりゃ、やってらんないということで他社に移るだろう。…

見積で学べること

最近、商談が活発で見積を作ることが多い。ここ数年は商談が止まっていた傾向だったので喜ばしいことだ。経済が動き出しているということか。 この前失敗したな、と思ったのが、価格を強めに出し過ぎたこと。一発目は「概算でお願いします」とかいうくせに、…

仕事ができる人の考え方

私は今の業界、今の現場では「仕事の出来る人」の側なので、私の仕事への取り組み方を書いておきたいと思う。 この業界のいいところは、仕事を効率よくやると空き時間が生まれること。例えば飲食店でウェイターをやったら、客が仮に来なくてもその場にいなく…

やる気と売上の関係性

売上が伸び悩んだのは、社員のやる気が下がったから。 そんな記事を見たのだけど、やる気の上下でそんなに結果がすぐ変わるものだろうか。現場ではやる気とは言わずにモチベーションと言う言葉を使うが、それより、どんなビジネスを行っているか、そのビジネ…

マネジメントに現場知識は要らない

マネージャーは、人の管理を行う。各メンバーが適切なタスク量をこなしているか。メンバーのキャリアを把握し成長できるよう環境を整える。チームで悩みを抱えている人はいないか全体を俯瞰する。人あってこその会社だ。時には会社のお金・モノ・人(資産)…