orangeitems’s diary

40代ITエンジニアが毎日何か書くブログ

2023-03-01から1ヶ月間の記事一覧

プログラミング型指導はオワコンだ

プログラミング型指導とは、こういう指導のことを言う。 ・現場の業務について、物事の筋道(ロジック)を中心に細かく教える。・条件分岐が判断の中心となる。・マニュアルが整備され、マニュアルの通りにやることを指導する。・例外発生時は、上司に報告す…

加齢による衰えは「いいわけ」にしかならない理由

30代で、年齢による衰えが・・なんて言っている方を見ると、なんとも可愛いというか、お好み焼きでも奢ってあげながら1時間くらい諭してあげたくなる。当方、もうすぐ50歳を目前としたアラフォーだが。 30代なんてまだまだ成長途上で、精神的にはいろんなこ…

趣味としてのアウトプットは大抵続かない

ブログも5年運営しているし、社内でも指導することが多くなったし、40代後半とはアウトプットを多くする年齢なのかもしれないな、なんて思いつつ、別のことも思う。 アウトプットって、報酬がないときっと続かない。 このブログだって広告があるから、いくば…

ネットの情報との付き合い方

ネットの情報はよく見る。 よく見るんだけど、ほとんど信じていない。大衆は今こんなことを正しいと考えているんだなという情報収集に使うことはする。流行とも言う。流行の方向にみんなお金を使う傾向にあるので、それは知っておく。仕事とはお金を頂くこと…

私が思う仕事のあり方

ちょっと納得行かない記事を見た。仕事に対する哲学のようなものだったが、私とは違っていたと感じた。せっかくなので、何が違っているのか書いておこう。 ①仕事になりそうなものは全部拾って、その日のうちに全部終わらせる。何も後回しにせず、必ず相手に…

まずいぞ人材不足、DXの結果手が回らない

最近特にひどい。人材不足。 私はインフラエンジニアという職域で仕事をしていて、年齢が40代後半。基本的にはあと10年逃げ切れば、その後のことなんてどうだっていいと言い切ることも可能なお年頃である。 ところが、どうも「不確実性」が高まっている。 20…

AIからは逃げられない、仕事を奪われないための発想

私はよく競馬場に行くのだが。 競馬場と言っても、もちろん関東住みなので府中や中山の中央の競馬場には週末行くが、それだけではなく、南関東の地方競馬場、川崎・大井・浦和にも行く。船橋だけは行ったことがないがいずれ行くことだろう。そう言えば、この…

昨日と違うことをした方が効率が上がる

オフィスと在宅を組み合わせて仕事ができる時代になったので、最近始めていることがある。できるだけ昨日と違うことをする。今日オフィスに行ったら明日は在宅。その次はオフィス。そんなにきれいに行かないこともあるが、昨日と違う場所にいるようにしてい…

プロセスに評価はせず、結果に評価をする大事さ

なんとなく部下(たち)ががんばりはじめた気がする。指示もしていないのに夜遅くまで残って**何か**をやっていたらしい。 何をやっていたか聴いていないのでわからないけど、わざわざ夜遅くまで残っていたくらいなので、本人たちも期するところがあるの…

部下は「AI」だと思うと腑に落ちることがある

ITの世界にいると、人間を「システム」として理解する節がある。部下を育てたいと思うときにこう考えてしまう。 ・要件定義=どういう部下になるか、組織のあり方を前提に方向性を決定する・設計=方向性に対して、どのような教育を施せば成長するのか具体的…

「教える人」を優遇する文化がなぜ作れないか

こういう職場で働いたことがある。 toyokeizai.net 人を増やしても、仕事がまた増えて、11人で11人のキャパを超えた仕事を、残業することで対応するようになるのです。この成長循環は、すべての企業に共通します。 こうした事態に対して、何も対策をせずに残…

オフィスに行く行かないを超えた仕事をするべし

会社での関係性なんて、基本はチャットでいいと思う派。そうすることで、誰がどこにいたって7割のコミュニケーションは成立するわけでしょ。後の3割は対面じゃないと伝わらない。例えば顔色とか調子とか、でもそういう意味では出社3割でも十分だよね、と思う…

脱マスクの週明け、不確実性が急激に高まる社会に突入することへの心構え

仕事でも何でもいいのだが、守るべきものがあるとする。何か問題が起きてからでは大変なので、常に何か予兆がないか色々な方向から確認する。もし何か見つけようものなら、それを起こさないようにするために対策を行う。 そうやって、対策を次々と行っていく…

新しいものが良いと言い切れるのか問題

インフラエンジニアという職域自体が「古い考え方」なんだと我ながら思う。今、モダンな考え方はCI/CDと呼ばれている分野だ。 CI=Continuous Integration(継続的なインテグレーション)CD=Continuous Delivery(継続的なデリバリー) こんな難しい言い方し…

読解力が重要な時代が近づいている、なぜなら

このブログも日本語で書かれた文がつらつらと書かれているわけだが、いったいどのくらいの人に全体の主旨が正確に伝わっているのだろうか。それは私の作文力も大いに関係していると思うが、それが一定の水準に達しているとすれば、読解力に大きく左右される…

今どきの若手社員への接し方を考える

若手社員にどう接するかというのは、どの会社も悩んでいるようだ。 私も、あと10年くらいで逃げ切れるかもしれない年頃の社員なので、この問題に対して雑に対応しているのかな・・と思ったけどそんなことはない。 私が思っていることを言語化してみたい。 ww…

なぜか会社にすると騙される人間の性質に気を付けよう

個人一人で仕事をするとする。フリーランスと言うべきか。 仮にその個人が何らかの理由で仕事が継続できなくなったとき、仕事を発注していた方はすごく困ることになる。やってくれるからと思って時間が経過したら、納期間際に間に合わないだの技術的に問題が…

誰でも参加できるインターネットサービスの成長と衰退と

この話は、25年前くらい(1996年ごろ)に心理学科を卒業する時の卒論テーマだったのをおぼえている。匿名におけるネット空間での心理状態だ。当時は2ちゃんねるも無かった。2ちゃんねるって1999年5月にオープンしたらしく、ああ結構最近(っていっても昔だ…

Amazonが縦読みマンガサービス「Fliptoon」を始めたよ

あのAmazonが、縦読みマンガサービスを始めたそうです。 最近は新しいサービスの開始の話より、老舗のあのサービスが終わった、みたいなニュースが多かったので珍しいなと思ってのぞいてきました。 リンクはこれ。 Amazon Fliptoon 縦読みマンガということで…

より電気を使わない何か、が今後のトレンドになる

技術トレンドについて、これまでは性能ブースト重視だった。電気をどんなに使ってもいいから、短時間においてたくさんの成果を出せる製品がハイエンド製品として高く売られていたように思う。新製品が出るたびに、消費電力が上がっていく現象はここ何年も続…

部下を暇にすることを恐れないマネジメント

仕事って波があって、すごく忙しいときには人が足りない!って心底思うんだけど、ピークを過ぎると暇ができる。自分が暇なこと自体は喜ばしいのだけど、マネージャーとして組織を見たときに、部下が暇になると、なんだか心がザワザワする。 マネージャーとし…

大企業にイノベーションは無理なんじゃないか

最近は外部イベントもリアルで行われるようになってきていて、Web会議だとちっとも頭に入ってこなかったけど、イベント会場だとなるほどなるほど内容は頭に入ってくる。 で、やっぱりIT系ということもあり、イノベーションが大好きで先進技術の紹介と、それ…

転職で収入が上がるためには条件がある

今後、若手の人口が減って人手不足になること、およびインフレ傾向から、今、転職したら収入が上がるんじゃないかと思っている方がいらっしゃると思います。 じゃあ、みんながみんな転職すりゃいいんじゃないかと思うのですが、そんな極端な話はありません。…

少子化問題を言語化してみる

少子化問題、危機的状況であることを政府は認識しているらしいが、いろいろやってもダメだろう。ダメなことをずっと見てきて私は対象外の世代になったので、今までの延長上でいろいろやったところで、ダメなままだ。若い世代に急に刺さるわけがない。 すごく…

若手社員の心は折れやすいのか?

これはネットの噂ではなく、実体験を持って感じているのだが、若手社員の心が折れやすいのだという感想を言う人が多い。今の40代近辺はとても辛い労働環境・文化を知っていてそれでも生き残っているので、心は図太い。その一方で若手を頼りなく思っているの…

若手の職を奪う40代以上、という価値観は昔のものである

ある記事を読んだんだ。人口構成上40代以上の比率がどんどん増えていくので、若手の居場所がなくなるよみたいな主張だった。 んなことない。全然違う。 私は今40代後半だが、私が20代のころはまさにそういう図式であり、それが20年続いた。上には強烈な個性…

リスキリングという言葉自体がおかしいのであって

リスキリングをめぐる有名企業人事担当者の座談会の模様が記事になっていました。 style.nikkei.com 「リスキリング」という言葉の認知度は上がってきたが、企業の人材育成の現場ではどう受け止められ、どの程度進んでいるのか? NIKKEIリスキリングは、有名…

部下を教育する上で大事な考え方

部下を教える、という体験は沢山の人がしてきたと思うし、私も携わってきた。 どうやったら人は育つのだろう、というときに、実はほとんどの人が素人だ。だから行き当たりばったり。試行錯誤をして皆、何かを学んでいく。 私が部下を教育する上で、過去一番…

システム開発しないという選択肢を選ぶ

よくよく考えると、20世紀においてコンピュータシステムが関わる領域など一部も一部だったわけで、机の上にパソコンはなく、紙とペンと電話機くらいしかなかった。そこに現れたデジタルによって、人間は自由になったのだろうか。今の時代ワープロと表計算く…

AIによる著作物があふれる時代を生きるとして

NHKのニュースで自動音声を使っているコーナーがあるけど、ますます人の声と似て来たな、と。いやまだ、よく聞けば聞き分けはつく程度だけど、結構時間の問題だなと思うところまでは来ている。 Googleのサブスクで音楽を聴いているけど、たまに妙な音楽が流…