orangeitems’s diary

40代ITエンジニアが毎日何か書くブログ

2023-01-01から1ヶ月間の記事一覧

30代がいない会社に見られる典型的な特徴

20代はいるし、40代以上はいるが、30代がすっぽりいない会社の特徴を挙げていく。また考察もしてみる。 特徴 40代以上 会社を動かしているのは40代~50代のコアメンバーである。 40代以上はいつも忙しそうにしているし、不機嫌である。 40代は忙しさにかまけ…

「え?!ちょっと待って!!」って口ぐせ、流行っているの?

私はたくさんの人とコミュニケーションするのを得意だと思っていないが、人がコミュニケーションしているところを観察するのは、やろうと思っていなくてもやってしまう。ちょっと音に関して過敏過ぎるのかもしれないが。 おそらく若者言葉なのかもしれないけ…

自分の適性、案外見つけるのは難しい

自分自身に何が向いているか、適性、について客観的に把握できている人はどれくらいいるのだろうか。案外難しいのではないか、と思っている。というのも、自分が得意と思っていることは人はよくやる。そして苦手と思っていることはやらない。この、得意やら…

就職氷河期世代は、もはや救われる存在ではない

2023年。 就職氷河期の定義とは何か、改めて調べなおしてみる。 www.kaonavi.jp 就職氷河期とは、社会的に就職難となった時期のこと。時期的には1990年代初頭〜2000年代半ばを指し、1970年〜1984年に生まれた世代が大学を卒業して就職活動時期に差し掛かった…

ものごとを続けることができる才能を持つ人の特徴

いろんな人の所作を観察してきたけれど、基本的には、続けられた人が最も強い。時間をかけた分どんどん良くなっていく。ただし、一直線に良くなっていく人は稀で、むしろ悪くなっているんじゃないかと自分を疑うシーンは必ずある。そこで、結構な人は辞めて…

40代でも50代でも普通に成長するというイメージを

もうすぐ50代、みたいな年齢になって思うけど、人間、普通に40代でも成長できるし50代になっても全然普通に成長すると思う。 世間が言うほど、脳が衰えるだの体力が無くなるだのという話は自分に当てはまらないし、価値観だってもともと、社会のマジョリティ…

「深い話ができることが、仲のいいことじゃない」という価値観の持ちよう

これはもはや人生を通じての達観的価値観なんだけれど、若い頃は、誰かと仲がいい状態というのは、深い話ができることだと思っていた。プライベートなこと、悩んでいること、他人には話せないようなことを離せることが信頼の証のように感じていた。いろんな…

「CDC File Transfer」Googleが突然公開したファイル転送ツールの中身

「CDC File Transfer」というツールのニュース。 ほとんどの人が下記のニュースを見てわかったつもりになっただけなんじゃないか、と。 gigazine.net Googleが提供していたクラウドゲームサービス「Stadia」は、スペックの低いPCやスマートフォンなどでもイ…

何と言っても下流をやらないと人は劣化していく

私は加齢による衰えを全く信じていないが、体験としては同様な状況を感じることがある。過去、体験したことがあり、完全に習得したと思ったことを、長らくやっていない時。それを久しぶりにやってみたときに、随分忘れていることに気がつくことである。 今、…

テレビに出ている人が限られた人たちになってしまった理由

テレビは、私の世代(40代後半)の子供世代において絶大な支持を得たコンテンツだった。全てがテレビを中心に動いていた。テレビが無い家庭はほぼなかった。 たくさんの人が、話題をテレビのことに使っていたし、だからこそ年末の紅白歌合戦は50%近い視聴率…

「いい仕事」の思い出

何度か「いい仕事」をしたなという思い出がある。 今では元請側となり現場を変わらない立場となったが、過去は定期的に現場が変わっていた。転職経験は1度と少ないが、他社常駐が基本だったので、いくつかの現場を経験できたのはよい財産となっている。もう…

増税が嫌なら、何をあきらめるかだ

何となく、この国が、いろんな社会課題が生まれた時に税金で予算を付けて、何らかの事業を起こしたり民間に委託したりして課題解決してるんだということは、わかっている。 わかっているのだが、日々新しい課題は生まれていて、その度にまた予算を付けて支出…

インフラエンジニアから見た、ソフトウェアエンジニアとSIer論

興味深い記事があったのでコメント。 realengineer.link ツイッターで「ソフトウェアエンジニアとしてキャリアを歩むなら、SIer はおすすめできない」と発言している方に対して、現役 SIer 社員が反論していて、ちょっとした騒ぎになっていた。 10 年間 SIer…

若手のうちはたくさん手を動かした人が勝つのではないか

私のIT業界探検も、おそらく中間地点は超えていて、若手がベテランになりシニアになりみたいなプロセスも俯瞰できるようになっている。いろんなキャリアの人がいて、ずっと同じことをしているという人もいれば、いろいろな仕事を経て現職という人もいる。今…

複雑さを減らすことが何よりお金を生むのに

会社勤めを長くしているからわかるのだけど、どうにも非効率な現場というのは、人手が余計にかかる。目的は単純なのに、達成するためのプロセスがやけに複雑で、しかもたくさんの別の作業と依存しあっていて、それらを人間が頭で管理しなければいけないから…

試行錯誤する方法を伝えることはできない

ベテランの技術者として、若手にいろんなことを教える場面はかなり多い。日々、システム運用の現場では様々なことが起こるが、これまで経験したことについてはだいたい問題ない。対処方法が確立しているからだ。問題は、これまでに未経験のことについてだ。…

世の中には、学べる失敗と学べない失敗がある

よく、失敗から学べ、とは言うけど、実際に失敗してみると、こんなん学べないわと思った。今年に入ってから、何度か失敗と呼べるものを体験して、そしてそれが全部自分起因である。いろんな方向から、いろんな失敗をしてしまった。 失敗したら、反省して、二…

日本の少子化に思うこと

日本の政府は借金体質、ってのはわかるけどそれを引き受けているのは日本国民であるという。なので政府はお金を取り返そうと、あらゆる手段を行使して税金を釣り上げお金を取り返そうとしている。特に消費税を上げたい。だが、日本国民でもお金を持っている…

仕事しなくても、やる気だけ見せておくと仕事以上に評価される件

まあ妙な話でね。 受ける予定の仕事があって、受けるのは確実でかつ、時間も余っているのでちょっとフライングして準備してやろうかと思った。 まあ、準備をたくさんやると、行動時点でまごつくことがなくなるので、やるに越したことはない。先方の顧客が不…

YouTubeがオワコン、という現象から読み取れること

もう随分、YouTubeでは稼げなくなった、とたくさんの有名YouTuberが騒ぎ初めて時間が経った。何が起きているかを考えてみる。 もともとYouTubeにおける収入の合計は過去から今まで一緒だとする。その場合、参加者の数で割った結果が一人あたりの収入額だ。 …

「人と同じすることがイヤ」を大事にしよう

私の特性の一つが、「人と同じすることがイヤ」ということ。 ぞろぞろと大衆が同じ方向に歩いている場合に、違う方向の怪しい道にわざわざ入ろうとする。道がない場合でも流れと違うスピードで歩いてみて、わざと取り残されたり、もしくはすごく先の方に早足…

効率ばかりを求めてしまった国の末路

近所のレストランが無くなるそうだ。十年以上駅前にあったのでびっくりだ。 あ、無くなった、ということが最近増えた気がしている。2019年までの、コロナ禍までは普通にあったものがこの数年で急激な変化を迫られ、そして乗り越えられず売上がふるわなかった…

絡むべきではない人たちを絡ませてしまったSNSの罪

年末年始でネットをよく見ていて分かったんだけど、SNSを通じていろんな言い争いが絶えない。ずうっとこっちが悪いあっちが悪いと言っている。そしてそれをエンターテイメントとして見ている人たちがいるように見える。 SNSという場さえなければ、きっと大き…

うまく行っているときこそ起こりえる「油断」を整理してみる

いつも苦難ばかりという環境においては、油断は起こらない。 油断が起こるのは総じて、自信の過剰、つまり過信から生まれる。 経験上、よくある油断を挙げていく。 ** 運が良かったで済ませる油断 いろんなことがうまく行っているときに、ヒヤりとすること…

テレワークでさぼること、そして叱られてつらいこと

テレワークでさぼるエンジニア、という見出しは面白い。 xtech.nikkei.com Q.28歳のシステムエンジニア(SE)です。3週間前までは、出社の必要がなければ、毎日テレワークしていました。今は週2日までテレワークで、それ以外は出社勤務と言われています。就…

礼儀作法に身だしなみ、これだけはしっかり

今回は、礼儀作法に身だしなみの話。 私は結婚したのが20代半ばで、当時としてもものすごく早かった。社会人2年目だった。結婚のモチベーションがなぜ高かったかの1つに、自分自身の生活力の無さにあった。料理も掃除もできないし、服装もちゃんとしてない…

インターネットやテレビの情報といかにつきあうか

日本の未来に希望が持てない、という文脈のテレビ番組や記事ってよく見ませんか。視聴者・読者を惹きつける貯めの方策なんでしょうか。あらゆる切り口で、今の日本には大変問題があり、このままでは未来がないと言っています。 ただ、この論調って、ずっとな…

残業に対する考え方を整理する

私自身は残業が大嫌いで、そもそも業務時間ですら仕事を減らしたいと思っているくらいなので、残業を滅ぼしてやろうというタイプだ。 ま、そもそも、管理職扱いで残業代が出ず、さっぱり残業にメリットがないのも起因しているけれども。 ただし、私のような…

マネージャーが部下の品格を尊重すると、部下は組織の品格を尊重し出す

これは経験上のお話ですが。 マネージャーにもいろんな性格の人がいて、そしてやり方があります。昔は平気で部下を怒ったり、怒鳴ったりというタイプの方がいらっしゃいました。私の記憶では、90年代から00年代にかけて出会った年上のマネージャーがそうでし…

勝負は、試験で決まるのではなく、知らない間に決まっているという話

学生のときまでは、「試験」という明らかなマイルストーンがあって、そこで優劣が決められていました。試験の点数を良くするために学生は努力をしました。数字で結果が見えるため、それが良ければよい学校を目指すことができました。 ところが、社会に出てか…