orangeitems’s diary

クラウドではたらくエンジニアの日々の感想です。

iQOSは究極のIoT案件だった件

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iQOSを知る

最近、飲み屋で周りを見ていると、たばこはiQOS(アイコス)で吸う人を見かけます。私は一本も吸ったことがないしこれからも吸うつもりはないのですが、たばこ独特の間接喫煙の煙がないしにおいもないし、結構画期的なんじゃないの?と思った次第です。

まずは、仕組みを勉強しましょう。なぜかというとiQOSを使っている人を目の前にしてどう振る前ばいいかわからないからです。ちなみに普通のたばこであれば息止めてます笑。

chimanta.net

要約

・アイコスとはフィリップモリスが長年開発を続けてきた害の少ないタバコです。
・アイコスの特徴はなんといっても煙が出ないことです。
・アイコスならその有害な物質の9割が削減できます。
・アイコスはチャージャー本体とホルダー、そして専用のタバコ(ヒートスティック)を使用します。
・正直最初は抵抗がありました。やはりタバコとは違います。(中略)最初は微妙かな〜と思っていましたが、3日も経つと普通においしく感じてきましたよ。
・臭いが少ない
・煙が出ないから周りの人に迷惑をかけない

ということで、何やら普通のたばこよりはよっぽどいいものであることがわかりました。

 

なんとチャージャーにはBluetooth機能が内蔵

これだけなら、画期的な新しいタバコというので終わりなのですが、なんとBluetooth機能が内蔵されているとのこと。

chimanta.net

このページくわしいなあ・・。まだ日本ではbluetooth機能が解除されていないのですが今年中には解除されアプリが出てくるのではないかということです。

bluetoothでスマホとつないで、アプリを連動させればサーバー(クラウド)にデータを送信できますね・・ってこれってIoTだ。ユーザー数から言っても究極の端末数になるかもしれません。

“2018年前半に加熱式たばこ「アイコス」でブルートゥースとの連動を始める。使用状況などの情報をリアルタイムで利用者に届ける体制を整備する。
18年前半に必要なアプリを開発して連動できる環境を整える。
アイコスは3月に発売した新機種がブルートゥースの機能を搭載する。
初期のサービスではアプリを通じて利用本数や充電の残り時間などをリアルタイムで発信。
サービスやアプリの種類は順次増やす考えだ。”

 

通信機能をネガティブに見る記事

喫煙者の行動がインターネットに吸いあがり利用される、この事実にネガティブな評価をしている記事を読みました。

toyokeizai.net

加熱式たばこiQOSという新商品に対し規制当局から承認を得るため、フィリップモリスインターナショナル(PMI)<PM.N>は、従来のたばこより健康被害を起こす可能性が低いと主張している。しかし、iQOSにはもう1つの、喫煙者にはそれほど恩恵をもたらさない機能がある。
それは、ユーザーの喫煙習慣に関するデータの収集だ。
PMIは、すでにiQOSユーザーの登録情報をデータベース化して蓄積している。そして、それをさらに一歩進めるアプリソフトを開発した。
これが規制当局に承認されれば、ユーザーの喫煙習慣に関する情報をデバイスから収集し、マーケティングに利用することができる――。フィリップモリスの元プロジェクトマネジャーで、日本でこのソフトをテストした正岡資郎氏は、ロイターに語った。

 

IoTにしろAIにしろ、EVIL(邪悪)でないことが大事だということが最近クローズアップされてきたように思います。先進的であろうとするあまり、モラルハザードを助長するような仕組みを作ってはいけないということです。先進技術に触れていると、便利は法を超越するという感覚を持ちがちになってしまうのかもしれません。

技術自体には善悪はなく、それを使う人や企業が大事ということになろうと思います。行きつくところはコーポレートガバナンス(企業統治)まで及びます。極論、社長が知らないことを社員が始める会社は、どこかで大きなリスクを負うということになります。

iQOSがIoT案件である以上は、そのデータをどのように使うのか、どう社会に正しく還元するのかが明確でないと、FaceBookのように大きな事件にもなりかねないということでしょう。データを集めて何が始まるのか、注視していきたいと思います。