orangeitems’s diary

クラウドではたらくエンジニアの日々の感想です。

漫画村-closed.ver- 有料会員限定の漫画村が新規オープン?

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有料会員限定の漫画村?

漫画村騒動はサイトクローズにていったん終了したかに思いきや、らりっくま@新・漫画村、を名乗る@manga_rarikkumaアカウントにて妙な活動が始まっているのをご存知でしょうか。

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現在の状況

まず、クローズドな漫画村の完成を宣言しています。

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どこかにあるんでしょうが今のところわかりません。10日間経っても漏えいしていないのでかなり周到に準備していると推察されます。

 

そして突然、下記のツイート。これはパスワードですかね?。よくわかりません。

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問い合わせが多かった模様で、計画が進捗していることを発言しています。

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外部流出の特定をどのように実施するのかは不明ですが、もし拡散したらすぐに閉じてアクセス先を付け替える準備はしているということかもしれません。

 

そして最新のコメントが以下の通りです。

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漫画村の違反者というのはかなり皮肉な言葉ですが、当選した人がサーバーを漏らしたらすぐにドメイン所有者やサーバーの場所、DNSサーバーの情報など話題になりそうな気がします。

 

法的には問題はないのか

広告による収益モデルはもうあきらめたということになろうと思います。有料会員にてシステム利用料を取りながら、自分が所有する「著作権のある作品」を公開するというスキームになります。

これ、よく考えると漫画喫茶と同じシステムです。ユーザーは漫画喫茶にお金は払うけれども、漫画にお金を払っているわけではないですよね。で、漫画喫茶側が著作権者にお金を払っているかというと、何かややこしいことになっています。

 

JCCA-日本複合カフェ協会

■まんが喫茶に係るコミック作家との暫定合意
JCCAは2003年5月、まんが喫茶を代表する団体として、コミック作家を代表する団体「21世紀のコミック作家の著作権を考える会」(代表さいとうたかお、藤子不二雄Aら)及び出版社の団体「日本雑誌協会」との間で「暫定合意」を取り交わしました。
かつて報道で「まんが喫茶が使用料を支払う」とありますが全くの誤解です。
私たちは多くのコミックを利用する者として、まんが文化の発展のために金銭的寄与を考えるが、その対価としてコミック作家や出版社もまんが喫茶に便宜・特典を提供しようという「平等互恵」の精神による協定なのです。
従って、一方的にまんが喫茶が金銭負担をするというものではなく、何ら法規制のないまんが喫茶市場で、コミック作家の方々と双方にメリットのある利用秩序を模索していこうというものなのです。
まんが喫茶を正業と考えている事業者の皆様には是非JCCAに加盟して頂いて、この問題を一緒に考えて頂きたいと思います

 

JCCAというのは漫画喫茶等の複合カフェが1003店舗加盟する団体です。何か著作権者と合意したような雰囲気ですが、もう15年も前の話ですし、「21世紀のコミック作家の著作権を考える会」自体も出版社出てきていないのでここと合意してどうなんだろうという気もします。

で、かなりうやむやな状況が継続しており、事実上放置されている状態と言えると思います。下記も詳しいですね。

detail.chiebukuro.yahoo.co.jp

 

ということであれば、有料限定の漫画村って漫画喫茶のデジタル化であり、違法性を問うためには相当なハードルがあるのではないかと思います。

図書館とか、本屋の立ち読みとか、古本屋とか、理容室の本棚とか、病院の絵本とか、事実上合法ですよね?。

デジタルならダメという理屈が通らないわけです。無理に法制化しようと思っても、じゃあデジタルとリアルの境目ってなんだということになります。

旧漫画村のように、誰でも入れます、お金取りません、では不特定多数に共有しているということで問題視できましたが、今回はリアルには合法事例がありすぎてそうはいかないと思われます。

 

おそらく、6月になったら新しい動きがあると思います。

本件、ちゃんと今のうちに議論しておいたほうがいいと思います。>識者のみなさま