orangeitems’s diary

クラウドではたらくエンジニアの日々の感想です。

あくまでも私見ですが 新聞社のサイトブロッキングへの反対意見について

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新聞社のネガティブな反応

朝日新聞、読売新聞が、相次いで政府が方針を決定したサイトブロッキングに対して、ネガティブな記事を出していますね。

 

朝日新聞

www.asahi.com

 

読売新聞

www.yomiuri.co.jp

 

もし仮に(私見)

大手新聞社の新聞を全部コピーする海賊版サイトが発生し、発行部数が大きく落ち込んだ場合には、同じ意見でいられるんでしょうか。

ほとんどの新聞社が、最近はWEBサイトでの全記事閲覧をやめ会員制での有料公開にしていますよね。やはり有益な情報は無料にはならないもの、と理解しています。

新聞社の記事が今回海賊版サイトによって被害は受けていないので、インターネットプロバイダーと同様に、悠長に構えられているのではないかと思います。

 

現在、漫画家のちばてつやさんが、今回の件についてコメントを出していらっしゃいます。

知的財産戦略本部が「海賊版サイト」の対策として緊急避難的に接続を遮断することが出来る、とする判断をされたと聞き、まずは日本が国をあげて「マンガの危機」に真剣に向き合ってくれていることに、とても心強さを感じました。

 しかし僕たちは表現者として常に大切にしてきた「表現の自由」や「知る権利」において、今回の「ブロッキング」という手段が諸刃の剣になりかねない、と危惧してもいます。

だからなお一層、そんな手段すら検討せざるを得ない「海賊版サイト」の存在には、強い憤りを感じるのです。
才能あふれる若い漫画家の皆さんが今、本当に苦しめられています。

その酷い現実を見るほどに、守るべき自由の理念と、綺麗事では済まないかもしれない醜い現実のはざまで、身を引き裂かれるような思いを味わっているところです。(以上全文)

http://www.chibapro.co.jp

 

 「守るべき自由の理念」と、「綺麗事ではすまないかもしれない醜い現実」の間で身を引き裂かれている状況が政府であり出版関係者やクリエーターだと思います。あまりにも現実を見ない新聞社の意見に、本当に報道の中立性が実現されているのか甚だしく疑問を感じます。今回は当事者にとってみれば身を引き裂かれる状況であり、中立性を重視する新聞が片方に寄った意見を堂々と述べるのはいかがなものでしょうか。

なお、新聞が海賊版サイトに出現する可能性は将来的には否定できません。今は新聞の紙面の大きさに対して液晶の解像度がまだ粗いので非現実的ですが、高解像度化・大画面化が益々進んでいて最終的には実現してしまう時代は来ます。そうなったときも同じことを主張し続けられるのでしょうか。新聞の危機が海賊版サイトによってもたらされたとき、新聞社はそれでも緊急措置的対応をすることに肯定する意見を取り込まないのでしょうか。

最近は各種メディアについて、安倍政権打倒に偏った報道が散見され、やることなすこと何でも憎し、となっているような印象を持っています。もちろん是々非々でありいいこともあれば悪いこともあります。今回に関して言えば、もっと「綺麗事ではすまないかもしれない醜い現実」に目を向けた記事も出して欲しいと思います。