orangeitems’s diary

クラウドではたらくエンジニアの日々の感想です。

サイトブロッキング 政府の緊急対策が決定、秋に法案提出へ

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緊急対策決定

サイトブロッキングに対して方向性が決まりましたね。

 

毎日新聞

mainichi.jp

政府は13日午前の知的財産戦略本部・犯罪対策閣僚会議(本部長・安倍晋三首相)で、インターネット接続業者(プロバイダー)に対し、ネット上で漫画や雑誌を無料で読める海賊版サイトへの接続遮断(サイトブロッキング)を促す緊急対策を決定した。早ければ秋の臨時国会に関連法案を提出する。

 

産経新聞

www.sankeibiz.jp

政府は13日、許可を得ていないにもかかわらず、漫画や書籍をインターネット上で無料公開する「海賊版サイト」について、悪質なサイトはプロバイダー(接続業者)が利用者のネット接続を遮断するのが適当とする見解を示した緊急対策を決めた。著作権侵害を防ぐ狙いで、民間事業者に自主的な対応を促す。

 

要点

前回の記事の通り、相当な規模で民間からの反対声明が出たことを踏まえ、多少の軌道修正をしているように思います。

・民間プロバイダーの自主的な取り組みとして行うのが望ましいとしたこと
・民間プロバイダーが実施しなかったとしても罰則はないこと
・法律整備までの緊急避難的措置として認めること
・秋の臨時国会に法案を提出する事
・ブロックするサイトは、漫画村、Anitube、Miomioの主要3海賊版サイトと、これと同一とみられるサイト、が望ましい
・まとめサイトについても法案に含めていく

 

感想

ブロックするサイトについて「同一とみられる」というのがポイントで、解釈に幅を持たせています。漫画村からの漫画タウンというのは同一とみられる、で良いと思いますが、他にもいろいろありますので、プロバイダーによっては積極的にブロックすることもあり得るといえます。ただ、各種プロバイダーからなるインターネットコンテンツセーフティ協会がそもそも反対声明を出しているわけで、プロバイダーは政府から促されたのに何もしないのかという声と戦わなければいけなくなりました。民間も無視を決め込むわけにはいかないと思いますしこれからメディアが取材に行って見解を聞かれると思います。まだ予断を許さない状況が続いていると思います。民間からの反応がここ数日でニュースになってくると思われます。注目します。

次に、秋に出る法案がどんな内容になるのかもポイントです。反対声明を数々の団体は出していますが、この法案がどうあるべきかもきちんと提言してほしいと思います。海賊版サイトが著作権者を傷つける状況が継続してはいけないのは明白であり、各団体が反対するばかりでどのような法案を通せばより理想的な状況になるのかを言わないのならば、それは海賊版サイトを見る権利を主張しているのと何ら変わらないわけです。

ぜひ、今回反対表明を行った団体は、秋の法案に対する提案を早急に行ってほしいと強く思います。出揃ったら、またそれぞれを理解したうえで記事を起こしたいと思います。