サイトブロッキングいつするんだい
以前、漫画村を政府がサイトブロッキングするかもという記事を書きました。
サイトブロッキングに手がかかったインターネットと表現の自由 - orangeitems’s diary
なのに、さっぱりサイトブロッキングする様子がありません。ブラフなんでしょうか。口ばかりだと信頼されなくなると思います。
知識人がこういうとき何か言いだすのはテンプレ
で、知識人が、サイトブロッキングすると法律的にどうかとか言い始めたりして。
日本では、内閣府が設置した知的財産本部(IPSH)において、2016年にサイト・ブロッキングの検討を決定し、2017年にその誓約を再確認した。しかし、日本でサイト・ブロッキングを導入するにあたり、日本国憲法21条2項および電気通信事業法4条に該当するのでは、という懸念の声もあり、通信の秘密やプライバシーに関する問題点が指摘されている。
とりあえずブロックしてから、バイネームで違法性を裁判所に確認してほしいです。というのは、裁判所は訴えがないと判断を出さないからです。
こんな意見も出てますね。
ツイッター上での漫画です。
短編漫画『漫画村に行ってきた』①
— 水谷健吾@短編漫画 (@mizutanikeng) 2018年4月2日
原作:水谷 健吾 作画:江野 兎 (@eno_toki)
何かと話題のようなので、実際に行ってきました。#漫画村 pic.twitter.com/BRV0amAp5n
短編漫画『漫画村に行ってきた』②
— 水谷健吾@短編漫画 (@mizutanikeng) 2018年4月2日
原作:水谷 健吾 作画:江野 兎 (@eno_toki) pic.twitter.com/yJxEIkwK2j
短編漫画『漫画村に行ってきた』③
— 水谷健吾@短編漫画 (@mizutanikeng) 2018年4月2日
原作:水谷 健吾 作画:江野 兎 (@eno_toki) pic.twitter.com/pbb3CqowBR
ちなみに、私はさっぱり共感できません。漫画と、水や空気を、同じ土俵で語るほうがおかしいと思います。進化でもなんでもないです。普通に窃盗なので早くサイトブロッキングしてくれと思っています。
産経新聞が、今更マイニングの記事を追加
この記事ですね。
年末話題になっていて、行ってみたら全然反応なし。
漫画村は仮想通貨採掘スクリプトを取り外している模様 - orangeitems’s diary
トップページや、漫画のページなど、確認する限りはCPUは反応しません(もちろん漫画は読んでないです)。むしろ、トレンドマイクロもどのページで反応するのかちゃんと教えて欲しいものです。
技術的にはこの記事が近いかなあと思う反面。
多分、違う海賊版サイトじゃないかなあとも思います。なんかgoogleで調べると、漫画村Zとかいう新種のサイトもできているらしいし。
先日、とあるサイトで仮想通貨マイニングスクリプトが仕掛けられていました。
ZTE JapanのあるWEBページに仮想通貨マイニングが仕掛けられる(修正済み) - orangeitems’s diary
このケースでは、しっかりCPUが張り付きました。しかも張り付いてもそんなにPCは重くならないんだと感心してしまいました。
最近のウイルスチェックソフトも、CPUが100%に張り付くような処理を見つけたらすぐに案内するような仕様にして欲しいような気もします。
まとめ
政府には期待してたんですが、さっぱり動きがないので痺れを切らして、意見記事を書いてみました。国内のプロバイダーのDNSでmangamura.orgのドメインを一切返さなくするとか、ルーターでIPアドレスブロックするとか。技術的にはやりようはいくらでもあると思いますが。
あと、Googleだって、Microsoftだって、検索結果に海賊版のサイトをできるだけ出ないようにしようって取り組み始めてるんですよ。イギリスで。
なんでイギリスだけやねんと、日本政府は二社に抗議するべきですよ。
とにかく漫画村だけが海賊版サイトではないのですが、全て公平に根絶やしにしないといけないと思います。
コミックDAYSみたいないいサービスが出初めているので、国内の民間の動きとしては順調だと思うのですが、政府が頑張って欲しいところ。
漫画村とムラマツ・レポート - orangeitems’s diary
ということで、ニュース待ちです。
追記
進展あり。
「海賊版サイト遮断要請へ 政府、著作保護に緊急避難」ついにサイトブロッキング月内実施へ - orangeitems’s diary