国会議員は大忙し
日曜日だというのに、安倍首相は自民党大会。
朝10時からご出席されたそうです。
そこから、オバマさんと1時間半ほど会談。
国会議員って、休みはほぼないらしいですね・・。
議員の仕事は、国の将来を左右する重要な判断をすることです。正しく判断するためには、日頃の勉強、情報収集が不可欠です。
そのために、勉強会への参加、さまざまな業界の関係者、省庁の職員、地元の名士などとの交流を行います。
これらのことは、本来の仕事の合間を縫って行うため、いきおい平日の早朝、夜間、週末などに予定を入れることになります。
その結果、オフタイムが削られ、大半の議員は「休日ほぼゼロ」状態を余儀なくされているようです。
そして官僚も・・。
法案を作る厚生労働省の職員も残業月200時間越えとか・・。
長時間労働の改善など、働き方改革を進める厚生労働省の担当部署で先月、残業時間が最長で200時間に上っていたことが分かりました。
そういえば財務省も・・。
理財局の担当職員約50人のうち25人が、国会対応などで3月1~21日の残業時間が100時間を超えたと明らかにした。
どこかに、中の人が訴えてくれないかなと思ったら、ありました。
壮絶な記事です・・。
こんなことで働き方改革できるのかな
超エリートの国会議員や官僚がこれだけどブラックな状況なのに、民間に働き方改革って言っても説得力がないですよね。仮に、官公庁を会社だとすると、会社の中に設備投資して生産性を上げていく必要がありますね。先日、安倍首相が電子決済を進めるように指示がありました。
電子決済は改ざん防止にもなりますが、生産性向上にもなります。今後、政府の生産性向上に本気で予算をつぎ込むべきかと思います。一時的な赤字を出してでも大型投資をして国の運営方法をスリム化しないと、残業200時間みたいな気合いで乗り切るようなことを延々とやっていても長続きしないと思います。
この前の申請用紙を見てびっくりしたのですが、そうとう、昭和な仕事の仕方をしていますよ。どうして変わっていかないのか、何しろ事実として少人数でもまわるようにしていかないといけないと思います。
今日のニュースですが、こういうハコモノにお金を入れるのではなく、いわゆる社内システムにお金を入れてほしいな・・。官僚のパソコンって遅かったりしないのかな。ネットワーク早いのかな、ナレッジベースとか持っているのかな・・。ワークフローシステムはないのかな・・。疑問だらけです。
こういう話って、働いている官僚自身が暴露したりしないものだから、なかなか進まないんですかね。そういう投資をすると「無駄遣い」「効果が見えない」とかで却下されてきたんですかね・・。うーん。
民間ばかりが楽になってはダメだと思います。国会議員や官僚も人間らしい生活をしていただきたいと思います。