orangeitems’s diary

40代ITエンジニアが毎日何か書くブログ

新宿で無人島生活をしていたあの頃の思い出

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一人暮らしの思い出

今日ははてなから挑戦状が届きました。

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今は一人暮らしは卒業していますが7年ほど一人暮らしの経験があるので、この話題なら30本は書けると思います。

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18歳、東京

私が初めての一人暮らしの場所に選んだ街は新宿です。18歳で世の中のことは何にも知らなかったし、無謀だったような気がします。自分が親なら絶対やらせないかな。しかも歌舞伎町のはずれであり、何でこの街にしたのかというと単に住所に新宿と付くからだけだったと思います。大学進学のためだったのですが通学が近いというのもありました。ただ、家賃もすごく高かったし2年後には家賃を下げるために引っ越しをしました。ただ新宿の生活はとても楽しかったし、刺激的だったし、サバイバルだった。

 

初めての夜、そして気が付いた致命的なこと

鉄筋の1Kで、2階だった。引っ越して初めての日。テレビと布団しかなかったように思います。エアコンは備え付けでした。洗濯機は後から買ったかな。ちょうど今と同じ3月で少しひんやりはしていたがさすがに初めての日ということで楽しみと不安が入り混じった独特の心理状態だったと思います。ベランダからは新宿の高層ビル街がちょこんと見えて、おー東京に来たんだ、と少しいい気分になりながら、夕暮れを見ていました。

近所を散歩し夕飯(コンビニを見つけたので弁当とお茶を買った)を入手し、家に帰宅。テレビも東京系列でフムフム。ベランダから見た外はだんだん青みがかかり夜に突入していく際中で、気が付きました。気が付いてしまった。

この家、カーテンがない!

カーテンのないワンルームを想像してください。電気を付けていると外から丸見えです。お風呂に入ろうがテレビを見ようが、全部外から見えてしまいます。2階だったので歩行者からは見えないにしても見上げればそこは部屋の中です。そもそも見られたくない。

その日の夜はどうしたと思いますか?。明かりを消してテレビをずっと見てたんですよ。当時はスマホもなかったし、インターネットもパソコンもないし、本も暗闇じゃ読めない。ひたすらテレビをみながら夜を更けるのを待っていました。外にテレビの光が漏れてきっとただならぬ雰囲気だったのではないかなあと思います。

この春から一人暮らしをするみなさま。部屋にカーテンがあるかどうかがポイントです。そんなの常識ですかね。そうです常識がなかったんです。常識がないせいでやらなくていい苦労をこの後もいろいろしたんですが、今となってはよい思い出です。とりあえずカーテンだけは死守してください。しないといい感じで夜に絶望します。

 

カレーを温めたかっただけなのに視界不良となった事件

まあ料理ができないので、「お料理ABC」という本を買ってですね。カレーを作るための調理器具や材料を買って、作れるか実験したわけです。

で、とりあえずは火で煮込むところまでは来たと思います。本に20分煮込むと書いてあったので、火にかけて台所を離れました。

20分経ったら見に行こうと思ったら、部屋がだんだん霧がかかったようになってきました。しかもなんか変なにおいがします。後ろを見たら台所のほうがモクモクモクモクとなっていて、とりあえず息を止めて鍋に近づき火を止めました。そんで、全力で換気しました。

でき上がった産業廃棄物に関しては、黒焦げになっておりまして、しかもこびりついて鍋が再起不能になりまして、ごみ袋にそのまま入れて、鍋ごと無くなりました。高くついたカレーだったなあ(しかも食べれなくて、結局弁当買いに行った)。

だいたい、20分ぐらいと本に書いてあったとしても、普通はこまめに状態を見ますよね・・はじめてだったわけだし。本に書いてあるからってノールックで20分とかアホかと思いますが、常識の無さって本当に自分に突き刺さってくるので、ご実家にいるときにいろいろと家族から常識について教えてもらった方がいいと思います。

一部屋しかないのに、視界不良になるって想像できますか?。はじめは目が曇ったんだと思ったのですが、クリアに曇ってるんです。

知識がないまま一人暮らしやると、無人島生活です。今はインターネットがあるからいいよなあと思いますが。昔は何も情報源なかったですからね・・。

 

一人暮らしを始める方へ

一人暮らしとはいえ、困ったらいろいろ周りを頼ったほうが良いと思います。インターネットでも構いません。情報は命です。情報がないと上のようなありさまです。。無理をしないで頼りながら生活力を徐々に身に着けて、快適な一人暮らし力を手に入れましょう。

よく、今生きていられるなあという思い出がもっとあります・・。はずかしい・・。