盗まれたNEMのうち10億近くがZaifに送金
ニュースソースがしんぶん赤旗ということで、メディアが総スルーしているのですが、内容が内容だけに取りあげておきます。
仮想通貨交換業者コインチェックから不正アクセスによって流出したとされる仮想通貨NEM(ネム)5億2300万枚のうち、2月末までに少なくとも2400万枚以上が、日本の大手仮想通貨交換業者「Zaif(ザイフ)」に送金されていることが、本紙の調べで判明しました。
送金されたネムの総額は、現在の相場(1枚42円程度)で計算して10億円以上にもなります。送金回数も1000回近くにのぼります。本紙はこの点について2月中に回答するようザイフを運営する株式会社テックビューローに文書で問い合わせましたが、現在まで回答はありません。
どうするZaif
自分の財布に、悪いお金を無理やり突っ込まれた感じですが。コインチェックに、「あ・・これ、あなたが盗まれたお金だったんで返しますね・・」、ってやるんでしょうか。昨日のNHKのクローズアップ現代+の中で盗まれたNEMは17000近くのウォレットに細切れに送金されているようだと報じられていて、もはやカオスとなってきましたね。
NEMをタグ付けして不正送金の流れを掴むというのは、当初はいいアイデアだったわけですが、ダークウェブも絡んで、収拾がつかない状況。一番困るのはNEM財団。NEMの信用を取り戻さないとNEMが無価値化してしまいます。またZaif社のCEOはNEM財団の理事だったりしたりして、無関係ではいられないと思われます。
このように、他通貨と比べるとピークからの下落幅も深いですしね・・。
本件、情報が少ないので続報を待つしかありませんが、Zaif社はちょっといろいろトラブルが2018年、続いてますね。
1月もこんなことがあったばかり・・。
追記あり
続報が出ました。
コインチェックから不正送金されたNEMが、ZaifにCoinPayments経由でモザイクを消して流入中 - orangeitems’s diary