orangeitems’s diary

クラウドではたらくエンジニアの日々の感想です。

コインチェック大塚取締役会見を聞いた感想

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会見内容

本日(2018/2/13)20:00より、コインチェック社大塚取締役が開いた会見の模様について、今日は私がリアルタイムで観られなかったため、ログの内容は下記リンクから確認しました。

http://logmi.jp/265360

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考察

ツイッターを見ていると、

「401億円を1日で支払える体力がすごい」
「コインチェックの401億円を本日出金済みって凄すぎ。」
「401億円の出金に耐えるってすごい会社だ…。」

等々、日本円を返却したのがすごいようなコメントが散見されますが、これは全くのお門違いだと思います。401億円はあくまでも顧客資産であって、コインチェック社の資産ではありません。自社の資産と、顧客の資産を分けて管理しなければならないのは仮想通貨交換業者(みなし業者も含む)の責任です。会見の中でも分別管理ができているとおっしゃっていらっしゃいますね。

したがって、お客様の資産を円でプールしていてそれを返しただけなので、すごくもなんにもないです。かつ金融庁が常駐していたのは、顧客資産を逃がしたり流用したりしないようにという目的もあります。

401億円が全てかどうかはわかりませんが、結局はコインチェック社には以下が残ると思います。

・手持ちの流動資産(円、流動資産)
・所有している不動産(多分ないとおもいます、賃貸かと)
・固定資産(パソコンや機材など)
・システム
・お客様の預かり資産(仮想通貨のみ、円は返金済)
・債務(NEMの補償、430億円)

この状況で言えることは、営業ができない状況で、従業員80名(推測)の給与、オフィスの賃貸料金、データセンター利用料などなど、毎月支払わないといけないということです。したがって、手持ちの流動資産は時間とともに減っていくことになります。

かつ、NEMは補償すると明言しているので、債務430億が明確にあることになります。マスメディアが一貫して質問しているのは、

手持ちの流動資産(円、流動資産)と、債務(NEMの補償、430億円)はどちらが多いのか??

ということです。流動資産より債務の方が多ければ、もちろん支払えませんよね。これについては、大塚取締役は「目処は立っている」と言います。ということは、不足分を補う何らかの資本増強をするか、そもそも流動資産が多かったかのどっちかになると思います。本当のことをおっしゃっていればですが・・。

営業ができない時間が長くなればなるほど、手持ちの流動資産は減っていきますので、何も手がないのであれば早めに清算しないと、被害者に返ってくる金額がどんどん小さくなっていきます。

また、仮想通貨交換業者の登録もできない可能性もあり、そうなると営業停止が継続することとなります。

 

ということで、今日は401億円の預かり円を返却したこと以外には何も情報が出てこなかったので、考察もこの辺りまでにします。

和田社長も出てきませんでしたし会見場も抑えていないことから、まあこんなもんかなと思います。正直、コインチェックの口座を持っている人には、別の取引所の口座を開かせて送金しちゃえばいいんじゃないかと思うんですけどどうですかね。

で、NEM補償金どうする?、また機会損失の損害賠償どうする?、に集中すればいいのにと思います。ロックしている時間が長ければ長いほど、損害賠償の額も膨らみますし・・。

 

 

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