orangeitems’s diary

クラウドではたらくエンジニアの日々の感想です。

「海賊版サイトは潰すのではなく競争して勝つべき」を読んで考える

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私の意見

どうやれば漫画市場が復活するかについては、何度か記事を書きました。

ソーシャルゲーム市場に侵食される漫画市場 - orangeitems’s diary

漫画村の是非「僕が漫画村を批判しない理由」を読んで - orangeitems’s diary

(続)漫画村の是非「僕が漫画村を批判しない理由」を読んで - orangeitems’s diary

手遅れになる前に(出版業界とアマゾンの話) - orangeitems’s diary

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吉田貴司さんの意見

今日見た記事です。

www.huffingtonpost.jp

 

要約

・海賊版を無くそうという活動は無駄。
・本が売れないのに出版社の対応は最悪。
・漫画の売り方がおかしい。ここ20年何にも変わってない。
・漫画家は売り方を出版社に任せているのに、出版社が最悪の対応。もっと自発的に対応しなければいけない。
・漫画好きの人を悪者にしたらいけない。海賊版に手を出すぐらい漫画好きなのに。
・海賊版は、出版社のせいで漫画から離れようとしている人を、つなぎとめてくれている。
・海賊版を使わなくてもいいくらい魅力的な、定額読み放題サイトを作るべき。
・このままだとAmazon Kindle Unlimitedに取られてしまう。そうすると、Amazonと出版社にお金が吸い取られ、漫画家には報酬が十分に入ってこない。
・紙のコミックについては、ビニールを外せ。書店に人を戻せ。
・電子がなんで紙と同じ値段?。電子は売れ筋を網羅した定額読み放題を作ってほしい。読者にストレスを与えたらダメ。
・でも出版社は変わんないだろーなー、敵を作って攻撃するだけ。

 

私の意見と同じところ

・マンガ市場が縮小したのは、ソーシャルゲームにお金が流れたからであって、海賊版のせいではない。
・電子書籍の売り方がおかしい。
・出版社が漫画の売り方を一新すべき。特に電子書籍。
・海賊版より読みやすい電子書籍基盤を作るべき。
・アマゾン一社にやられてしまう。

 

私の意見と違うところ

・海賊版を使う人たちは、元からブックオフで立ち読みしたり漫画喫茶で読んでいたりしていた人たちで、もともと漫画にお金を払っていない。
・電子書籍は定額読み放題である必要はない。売り方の問題だと思う。例えば1話30円とかで売ればガンガン売れると思う。例えば10冊で5600円とかするので、買うのに勇気がいる。ソーシャルゲームの石の売り方を学んでほしい。人は小額なら支払う。定額だと読みまくるけど採算取れるかな?。
・出版社はお金まだ持ってるのでやる力はある。ただやり方がわからないと思うので、国内のSIerがんばってよ。

※補足
お金を使わない消費層というのは、例えば音楽だったら昔はFMラジオを録音して聞いたり。床屋の漫画全集読んだり。友達から借りて読んだり。そういう層はどこまで掘っても存在します。人間、お金がないときはないですから。

 

感想

いろいろな意見があるようですが、私は吉田さんの意見寄りです。海賊版を叩いても何にもなりません。ただ出版社を敵にしたらもったいないです。出版社も漫画家もそして漫画を読む私にもウィンウィンである方法が必ずあります。

そして必要なのは、ITです。国内SIerやWebベンチャーには漫画好きいませんかね。出版社は共通フォーマット作りましょうよ。これまでの資産で投資しましょう。国も巻き込みましょう。日本の独自基盤を作りましょう。市場を最大化すれば、漫画家などクリエーターももっと育ちます。

音楽市場だって、Appleに相当やられてしまいました。CDが売れません。グローバルに合わせればいいってもんじゃありません。日本の基盤が必要です。そうすれば漫画だってJPOPだって復活する。基盤が壊れたからクリエーターがモチベーションが下がり、どんどん優れた作品ができる機会が失われていっているのです。

 

クリエーターがモチベートできる基盤を国を挙げて作り、市場がどんどん成長する。それをやればいいんです。一人のクリエーターがコツコツやってる場合じゃないと思うんですがいかがでしょうか。

 

 

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