ニコニコ動画、減少傾向に拍車
以前、ニコニコ動画の記事を書きました。
ニコニコ動画は復活するかもしれない - orangeitems’s diary
具体的には、プレミアム会員と呼ばれる月額500円のユーザー数がポイントで、ピークで256万人(2016年9月)が、2017年9月末においては228万人と、1年で28万人の解約となっています。2017年12月末の数字はまだ公開されていませんが減少傾向に拍車がかかっていると言えます。
で、やっぱり。
1年で28万人減って大ニュースなのに、3カ月で14万人。1年で6,000円支払っていたユーザーが14万人だと、年間0.7億の利益がすっ飛ぶ。痛いですね。
感想
以前の記事では、ユーザーとの対話をとにかくということだったのですが、なかなかその活動が届いてこないなあというのが感想です。FF14のときはメディアも巻き込んでかなりのコミュニケーションが活字化されましたからね。
「ああ何かやってるなあ」という雰囲気がないと、改善してほしいと思っているユーザーも集まってこないような気がするのですがいかがでしょうか。
特に、以前もこれも書きましたが、
ニコニコ動画の復活に向けて今のサービスを確認してみたら残念なことになっていた - orangeitems’s diary
コテコテしすぎて、内部努力しているかどうか見えづらいんですよね。集中できないデザインというか。
正直、今の最新の技術で、AbemaTVのようにGoogle Cloud PlatformとかCDNとか使ってクラウド環境へ、ニコニコ動画だけ作り直したら早いんじゃないですかねえええ。。。今までのインフラは償却しちゃって・・。
1年で28万人減って大ニュースなのに、3カ月で14万人。1年で6,000円支払っていたユーザーが14万人だと、年間0.7億の利益がすっ飛ぶ。痛いですね。
デザイン・シンキング
感覚的には、今のニコニコ動画には「デザイン・シンキング」が必要だなあと思ったんですが、あれ、デザインシンキングって具体的にはなんだっけ?ということで、教科書みたいな記事を探しました。
これだーー。
ユーザーの視点に立ってユーザーのことを考えなければ、モノは届かない、売れない時代となったのです。
デザイン・シンキングについては、上記の記事を一通り読めば勉強できます。最近はサービスなり製品なりを設計するときのトレンドとなっています。
今、ITベンダーの本社にお邪魔すると、この言葉すごくよく聞きます。
やはり、勉強するにはこの本が良さそうです。756円。
基礎知識として読んでおくと人生が良い方向に変わりそうな本です。
デザイン・シンキングの本はいろいろ出ていますので、ご興味があればぜひ。
こういうトレンドも生かして、一から作り変えてくれたらうれしいなあ。