orangeitems’s diary

クラウドではたらくエンジニアの日々の感想です。

野良猫はどこにいったか

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野良猫はどこにいったか

わたしは子供のころかなりの田舎に住んでいて大人になって東京に引っ越したので、田舎と都会の落差を比較しながら、違いを味わうことをする。いろいろ差はあるが、今日は「野良猫」について話してみたい。

都会には本当に野良猫がいないと思う。田舎には人はいなかったが、猫はたくさんいた。多分人より猫の方が多かったような気もする、それぐらい猫がいた。さすがに野良犬は危険なので行政により隔離されていたような気がする。その分猫が幅をきかせていた。都会で言えば自動販売機の多さにはじめは感心したものだが、その数ぐらい猫が辻々にいた。

で、実家もネコを飼っていた。シャムネコだった。名前をミーと言う。オスだったが去勢していた。もう亡くなってしまったがいいヤツだった。ミーは昼間はだいたい外に出かけていて、夕方には窓から入ってきて帰宅する。ご飯もあるから、結構時間はちゃんと守るやつだった印象だ。

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一方、巨大な野良猫ネットワークは面白くて、あいつらは一匹オオカミ風を装いつつ、人間関係いや猫関係を構築している。一度本当に見たことがある。何か自治会集会のようなものを開いていた。20匹ぐらいが空き地に集まって、ボスっぽい猫が何か意思統一を図っていたような気がする。だって、その近くを通ったら一斉にこっちを見られて「今しかかり中だからこっちくんじゃねえよ」的な圧力を感じたから。

ミーはなんだかそういうネットワークとは外にいて、どうも自分は人間だと思ってた節がある。外で違う猫とつるんでいるところを見たことはない。で、たまにああケンカしてたなという感じで興奮して帰って来てたので、いろいろ大変だったんだろうな。アイツ。

たまに家に帰ってきて、こたつに入ると、猫の感触で、ああミーかなと思ってさわさわすると何か違和感があって、こたつ布団をめくって見ると違う猫がいることがあった。「うちのシマになに入って来とんねん!」っていう感じで追い出そうとすると、その野良猫が「なんでミーのやつだけ入れんねんそのほうがおかしいやろ」みたいな感じで抵抗してた。その論理はわからなくもないなあ、ダメだけど。

あの猫たちは都会にいない。なんでだろう。都会は人間中心に高度にシステム化されていて、確かに残飯を家の裏に置いておくとかしないね。いろいろと猫にとって不便な場所なんだろう都会は。そんな違和感を忘れるくらい都会に慣れ切った私は、江ノ島とかに行くとああ猫だ猫だって、少し懐かしい気持ちになる。きっと日本のどこかではがんばってるんだろうね。

猫たちの間にも、高齢化社会とか飼い猫と野良猫の格差問題とか、いろいろ問題意識のある猫もいるのかねえとか無駄な推察をしつつ、今週も仕事がんばらないといけないね、と現実に戻る。ミーの生き方は良かったね。人に媚びない猫たちの集まりにも媚びなかったあいつのように、がんばっていこう。

それではニャー。

 

お題「こたつ」

 

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