ソーシャルゲームの終了パターン
ソーシャルゲームはなぜサービス終了するかというお話です。無制限に課金できますから、熱中してアイテムをたくさん入手していたのにサービス終了になると全く使えなくなってしまいます。仲間内で盛り上がった思い出とか、イベントでの活躍とか真っ白になってしまいます。でも実際、終了するソーシャルゲームは山のようにあります。
たとえば、下記の記事を見ていただくと、それはもう悲惨なものです。
サービス終了 の記事一覧 | Social Game Info
記事
この辺りのなぜ終わるのかというのを端的かつ正確にまとめた記事に遭いました。
ここに書かれていることは、覚えておくと役に立つと思います
DAU = Daily Active Users(1日あたりのアクティブユーザー数)
ARPU = Average Revenue Per User(1ユーザーあたりの売り上げ)
DAUを増やして薄利多売。ARPUを増やして利益率向上。
まあ考えてみれば当たり前なのですが、こんなにわかりやすいのははじめてだなあと、ちょっと感動してしまいました。
考察
私は月額制のPCのオンラインゲームには少し関わりがあるのですが、こちらはなかなか終わりません。これは、一定のコアファンができるとなかなかやめないので、DAUがいなくてもARPUが安定するからですね。ソーシャルゲームだと全く何も参加しなければゼロ円です。月額制だとやめない限りプレーしなくても、また月に何度かしかやらなくても定額で、会社に収入があります。
そういう意味では、私はスマホのゲームに月額制のオンラインゲームがあればやるのになあと思っています。かけたお金で有利になるなんてゲームじゃないよなあ、と、なんか古い人みたいな考えですが、まあそう考えています。
一時期、ファイナルファンタジー11に3年ぐらいやって、ドラクエ10もまた3年くらいやってたんですが、やっぱり月額制だと続けられます。運営の方も続けやすいのではないでしょうか。
まあ月額だと、モンストとかパスドラみたいな破壊力はないですから、ゲーム会社もソーシャル狙っちゃうんでしょうけどね。パソコンだと月額制は多いのですが、スマホは残念ながらないですね。どこの会社かが参入してもらえるとうれしいけどなあ。
ソーシャルゲームに参加して、ゲーム終了で悲しまないためにやることって、ある程度この記事のように、自衛しなければいけないのかもしれません。ランキング眺めるとかニュース記事が目立っているとか、その会社の売り上げとか。でもゲーム自体とは関係ないことですので、なかなかそれも面倒だなあと思う次第。ソーシャル始めたら2年は必ず続けなければいけないとか、契約があればいいんでしょうけどね。
ソーシャルに熱中できるかって、おそらく人によると思うんですよね。私はダメでした。ダウンロードはいっぱいしましたけど、初めのチュートリアルで挫折しちゃうんですよね。あといくつかやってるうちに、テンプレっぽく見えてしまって、やる前から飽きてるっていう感じも覚えます。
だんだんやってるうちに、課金を促してくるのも萎えてきて・・。ああ月額制だったら払うのになあっていつも思ってました。
とにかく、この記事を書ける人はきっと、仕事ができる人だろうなあ。超わかりやすいなあと勝手に思った日曜の夜でした。
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