iPhone7修理プログラムの発表
Appleより、2018年2月2日に、「圏外」の問題に対する iPhone 7 修理プログラム、という発表がされています。
ごく一部の iPhone 7 において、メインロジックボードのコンポーネントの故障により、ステータスバーに (モバイルデータ通信のサービスエリア内でも)「圏外」と表示される場合があることが判明しました。
この問題が確認されているのは、2016 年 9 月から 2018 年 2 月までの間に製造され、中国、香港、日本、マカオ、および米国で販売された iPhone 7 です。本プログラムの対象となる iPhone 7 のモデル番号については、下記の表でご確認ください。
お使いのデバイスに上記の症状が見られる場合は、そのデバイスを無償で修理させていただきます。なお、修理開始前に Apple にて実機検査を行い、お客様の iPhone が本プログラムの適用対象かどうかを検証させていただきますので、あらかじめご了承ください。本プログラムが適用されるのは iPhone 7 のみです。
「圏外」の問題に対する iPhone 7 修理プログラム - Apple サポート
わたしのiPhone7もA1779だ！ということで、修理に持って行ったほうがいいかと思いましたが、内容を読む限り、どうも交換対象になるかどうかが定かではありません。
わざわざApple Storeまで行って、交換対象じゃなかった、では無駄足もいいところですよね。
ということで、Appleに直接、自分のiPhoneが交換対象か調べる方法を教えてもらいました。
自分でできる切り分けの方法
簡単にまとめておきます。
※問い合わせの履歴については次の章にあります。
ご注意点
・この作業にて、お手元のiPhone7が、交換対象かどうかわかります。
・繰り返しとなりますが、モデルA1779であることを背面を見て確認してください。
・もし交換対象機種でこの作業を行うと、交換するまでiPhoneが利用できなくなりますので注意してください。あらかじめ予備のスマートフォンがあることを推奨します。
切り分け方法
（１）まず、iPhoneのバックアップを作成してください。
（２）次に、SIMカードを挿し直してください。
（３）それでも改善しない場合、次に、ネットワークの設定をリセットしてください（この記事の７番です）。
（４）それでも改善しない場合、リカバリーを実施します。
最終的に、”リカバリーモードからのアップデート”を実施した後、
・再度リカバリーモードの表示が出るのか
・通常の挙動として設定画面が出てくるのか
ここでこのプログラムの対象製品となるかが確認できます。
「再度リカバリーモードになってしまう場合、交換対象」ということです。
まとめ
以上が、Appleから直接聞いた、自分でできる切り分け方法です。
切り分けし、対象であった場合は、リカバリーモードがループして使えなくなります。したがって、実施するときは繰り返しとなりますが、別のスマートフォンを用意しておくか、Apple Storeにすぐ向かえるようにすることをお勧めします。
※この件についてApple Storeに持って行って調べてもらおうとしても、まずはバックアップを取っているか確認され、その後切り分けのために店員さんにリカバリーされてしまうので、同じように時間がかかると思います。
Appleとのチャット履歴
エビデンスとして、チャットの履歴を残しておきます。
Appleのサポートは非常に優秀で感動しました。
