orangeitems’s diary

40代ITエンジニアが毎日何か書くブログ

#だからひとりが好き

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#だからひとりが好き

ハフポスト日本版が今行っているキャンペーン、「#だからひとりが好き ひとりは社会を強くする」をご存知でしょうか。

「ぼっち」「コミュ障」「非リア」「おひとりさま」…
「ひとり」で過ごすことは、どこか後ろめたい雰囲気が漂う。
人と出会い、つながり、語り合う時間は大切だろう。
けれど、「みんな」が同じである必要はない。ひとりは決して不幸ではない。

ひとりで暮らし、働き、遊び、生きる。
私たちの「ひとり」を肯定していくために。

あなたの声を聞かせてください。
hitori@huffingtonpost.jp
https://www.facebook.com/hitorigasuki/

#だからひとりが好き

 わたしも記事を書いてみたいと思います。

飲み会が嫌い

私が大学生だったころ、大学生たちは毎日のようにコンパと呼ばれる飲み会をやっていました。お酒も強くないですが、そもそも、よくわからない人たちに囲まれてワイワイするのが超苦手でした。

誰かとじっくり話すのは好きだし、楽しい話をするのも好きですが、打ち解けていない人と話すなんて苦行でした。しかも目の前に何人もいます。若いときは今にも増して協調性が無かったので、その場にいるのも苦痛でした。

誰に、何をしゃべればいいの?
誰が、私の話に興味があるの?

結構おとなになった今の私なら、はははと笑っておけばその場は過ぎるし、二次会をフェードアウトして「ああ疲れたなあ」ぐらいでやりすごせますが、若かった時は、そもそも飲み会を楽しめる人たちに反感を持ってましたね。

で、会社員になった今も、飲み会には全く行ってません。西暦2010年を超えたあたりから、「飲み会」なるものは好きな人だけやってればいいじゃん、という雰囲気を感じてます。世の中も変わってきた、ような気がします。私の周りだけですが。

※あと、会社の昼休みの昼ご飯もきらい。だから、自席で一人でなんか食べてる人ですよ。グループで昼ご飯とか考えられないしんどい。

集団の中のひとり、ひとりのときのひとり

集団の中でひとりでいると、孤独感を感じますよね。

なぜ私だけ集団となじめないのだろう。
なぜ人と違って他人と仲良くなれないのだろう。
なぜうまくしゃべれないんだろう。

ここから感じる孤独感はとても強くて、くじけそうになるくらい。

一方で、家の中でひとりでいるときは、孤独感はないですよね。だから、ひとり、と言っても、「ほかの人からひとりぼっちと評価されている自分」がつらいんだと思っています。

孤独感とのたたかい

繰り返しになりますが、私は協調性がないので、集団の中でひとりになりがちです。で、相当悩んで、人と打ち解けることを必死に頑張った時期があります。

特に、大学に入学した当初とか、会社に入社した当初とか、必死に頑張った思い出があります。知らない人同士の組織って、はじめが肝心ですよね。グループができるとそこに入っていくことは相当難しい。

頑張った結果ですか。

いや散々なもので、一個も維持できなかったです。はじめはうまくいくんですけどね、無理してる感満載です。

どこかでさとったのですが、「ああ、もうオレ無理だわ」と思いました。もはや、打ち解けないし、協調性のない行動をするし、それでできる自分の最大のパフォーマンスをしよう、と。また、協調性のない人は、協調性のない人と話が合うのもなんとなくわかりました。

なので、どんなに努力しなくても、何とかなってしまうんだと。

これがわたしの #だからひとりが好き です。

協調性がない人に贈る、人生の最適化の方法

個人的な考えなので、誰かに押し付けるつもりはありません。私はこう思ってます。

(1)どうでもいい集まりでは、エネルギーを使わず時間の経過を見守ろう

昔は、どうでもいい集まりの中でも、ぼっちにならないようにエネルギーを費やしたものです。そんなエネルギー使っても無駄なことがわかりました。だって協調性がないから人に合わせ続けるなんて不可能ですもん。エネルギーが切れて、素が出て、相手から裏切られたと思われて終わりです。

結果として、あまり気を張らずに、やるべきことだけやることに専念したらうまくいくようになりました。

大丈夫です。必要なら自分も愛想笑いはするし、あいづちも打つのです、何も考えなくても。そして、友達なんて作らなくても、何となく話しかけられたりします。なぜかわからないけど(世界の神秘)。

ひとりでいいやと思ったら、ひとりにならないという謎の法則を感じています。

(2)ひとりでい続けられるのは、強さにもなることを知る

ビジネスの場にいると、ひとりで作業できひとりで結果が出せる人は、すごく価値が高いです。

わたしは親から「あなたはサラリーマン向いてないから、研究者とかのほうがいい」と言われたトラウマがあるのですが、なってみると、ひとりで思考していた時間が長かったことによる作業の集中力の高さとか、ビジネス上のコミュニケーションはむしろ(いっぱい本を読んでいたことで)できたりとか、いいことが多かったです。

(3)常識にとらわれない思考法ができる(しかできない)

協調性がない分、当たり前のことを当たり前として考えないクセのようなものがあり、人と違うルートで答えを出すことが価値につながることが多いです。

ちなみに、協調性がないほうがいいというわけではないです。念のため。敵は作りやすいし、同調圧力と戦うときもあるし、しんどいのはしんどいです。ただ、そうとしかできないんだからしょうがないよね、という話です。(いやリア充うらやましいという瞬間もありますよ

最近は、バトルするぐらいなら、完全無視するか同調するふりして近づかないようにしてます。少ない味方集めてストレスなしで仕事したほうが百五十万倍生産性が高いです。

開き直っていきましょう

なんかこんな記事かいてると、ダルちゃん思いだしました。

大丈夫、どんなに人に合わせなくても、なぜか味方はいるのです。その味方を大事にしましょう。それで全然大丈夫です。