orangeitems’s diary

クラウドではたらくエンジニアの日々の感想です。

トランプ大統領とアマゾンの対立

IT業界にいるものに取っては、年末に大きなニュースが入ってきました。

www.jiji.com

トランプ氏って日本ではネタっぽく扱われることが多いのですが、アメリカの大統領の意思はかなり影響力があります。とくにIT業界の基盤の95%はアメリカ産です。インテルもマイクロソフトもアマゾンもグーグルもアップルもIBMもHPもDELLもVMwareも。アメリカの動向はダイレクトに日本に変化をもたらします。

トランプ氏がアマゾンをDisるということは、政府系が一部AWSに移行しようとしていた動きにストップをかけます。

business.nikkeibp.co.jp

おそらくこの動きは、トランプ氏の横槍で中座するでしょう。政府と対立した企業のクラウドシステムなんか使えるかいという動きが広まり、AWSの成長が止まった時にAWSのエコシステムはかなりしんどい状況になります。日本人はこのあたりのニュースが海の向こうから届いたときに、ビジネスユースとしては堅めのIBM Cloudあたりに流れる可能性が高いと思っています。以下、MM総研の調査にもそれが現れています。

cloud.watch.impress.co.jp

IaaSで見たときに、IBM Cloudの利用者は9.2%なのですが、検討している人は15.4%まで上がります。アーリーアダプターはAWSに飛びついたわけですが、今後のクラウド市場はこのトランプ大統領のニュースで風向きが変わる可能性が高いのではと思っています。

日本でも、消費者庁が噛み付いています。コンプライアンス語り好きの日本人(好きなだけでやるとはいってない。建前ばかりで実行が伴っていない)がAWSを否定する動きというのは2018年顕在化すると思っています。

japan.cnet.com