orangeitems’s diary

40代ITエンジニアが毎日何か書くブログ

成長している国はきっとデータを気にしない

インドが日本の経済規模をもうすぐ超えるらしい。 www.nikkei.com インド政府は30日、2023年7〜9月期の実質国内総生産(GDP)の成長率が7.6%だったと発表した。インド準備銀行(中央銀行)などの予想値を上回った。名目値では2026年に日本を抜くとの予想もあ…

無くなるんだろうなァ

郵便が、デジタルの波に押されてこの先危ないって聞いた。そりゃそうだよね、わざわざ手紙やはがきを送るより、デジタルでメッセージングした方が安いし速いし。もっと言えばタダ同然でWeb会議できるんだから、何をお金かけて手間かけてって話。おそらくもっ…

記録が残る時代を生きるということ

何でもかんでもデジタルだと言う時流はいいのだけど、人々は本当に覚悟ができているのだろうか。今、世の中には様々な不正や悪事がさらされ、そうだったんや、と人々が驚き右往左往しているんだけど、別にそれらはデジタル化とは関係がない。デジタル化され…

人のふり見て我がふり直すな

人のレビューを見て購買行動を決める人が増えて来たことの裏返しだと思うけど、やれ子育てはきついから子どもを産むメリットがないとか、結婚するメリットがないとか、教師はこんなに忙しいから他の職業と比べて成り手が減ってるとか、そんな言説で行動を決…

正しさと、もっともらしさと

顧客に価値を提供するときに、正しさを提供すると思っている人は多いことだろう。システムが正しく動く。ドキュメントが正しい。運用オペレーションが正しい。報告が正しい。請求金額が正しい。全部正しいことを前提に顧客と自社との契約は成り立っている。…

貧しさの最低ラインが強まっていないか

私が東京に出てきたころだから、30年前か。新宿のマクドナルドのバイト時給を見て900円って書いてあって、おお東京ってそんなにくれるのか、と思った記憶がある。今いくらぐらいだろうと思って調べてみると1200円らしい。30年経ってもそんなに上がってないね…

圧倒的な変化が確実に訪れる2024年を考える

圧倒的な変化が2024年に起こると予想しておく。 2023年はその前兆、いや、もう変化を起こすトリガーはかなりの数を引かれてしまった。社会はもう変化せざるを得ないのだが、何かよくわからない力で、昔のままでいられている。 今までのままであれば、今まで…

勝ち組氷河期世代が若い世代にマウントを取っていると言われている件

2023年の今、50代の方は氷河期ではございません。 私がぎりぎり氷河期に乗っかっている48歳。私は上の世代を、バブルぎりぎりで優雅な就職活動をした世代として見てきてますし、恨み節を言うなら私の下。40代がまるっと入っていると思います。 gentosha-go.c…

コスト削減の次に来ること

最近の経済記事を見ていると「コスト削減」が踊っている。これまでは成長のための投資や仕組み作りに奔走していたように見える。ところが金利が高くなって安くお金が調達できないので、その分今まで築き上げて来たビジネスモデルを見直し無駄を徹底的に省く…

戦略が感じられない日本という国

時代を少し遡れば、成長戦略と言う言葉が良く使われていたのだけど、ここ最近誰も言わない。やれ為替だ、金利の引き上げだ、減税だと、お金のやり取りの話ばかりだ。お金を操作すれば国は富むのだろうか。 もちろん財政運営は非常に大事で、無茶苦茶なお金の…

ここ20年の常識が通用しない状況が訪れたとして、あなたはこれからどうしますか?

この20年間、日本はなだらかに続いたと思います。災害は切れまなく続きましたが、それでも社会人生活を考えると、明日から会社来なくていいよ、みたいな大不況はありませんでした。色々と経済状況の変化はあったんでしょうが、私個人の生活、というレベルに…

時代の変わり目は2023年10月だったのかもしれない

このブログ、6年もやっているとトレンドの変遷があります。初めはまとめブログを作ろうと思ったのですが、Google検索がまとめブログを排斥した流れもあって、作文しようかと思い立ちました。ニュースの感想、みたいなものが多かったのですが、だんだんと自分…

戦争は人間には管理できない

ここ50年くらいを眺めてみると、私の若い頃は、戦争はアラブ地域に閉じ込められていた感がある。先進国が戦争をすることは非経済だし、一度始めたら持っている戦闘力を踏まえると制御できなくなるんじゃないか、という懸念があり、やり合わないのが普通、と…

人手不足、本当の意味

最近は人手不足という言葉をまともに受け取らないようにしている。人手とは、人の手のことじゃないんだ。想定する年齢・性別で、かつ想定する収入で働いてくれる人、の手が足りないという意味だ。 社内の経験者が年を重ね、現場の熟練者として君臨しているが…

デジタル化が進みすぎて店で物を買えないのかもしれない

今日はお休みで、スーツを買いに行った。人前に出る仕事があるのだが、持っていたスーツが古すぎた。コロナ禍でリモート中心になったことで買い替えを渋っていたことが影響している。世の中も変わりつつあるので新調せねばならない。 この店は間違いないだろ…

孤独への強さはスキルとなる

私の性格的に、人と群れるのが大変苦手だった。学校生活におけるグループみたいなものには徹底して属さなかった。かと言って社会に属したいとは思っていて、高校、大学、そして社会人と進むことはなんとかできた。家庭もあるし転職も1度だけだし、案外保守的…

「どんどん転職して行く若手」という感想はあなたの会社だけではない

若手ってすごく辞めやすいよな、というのは私の近くの状況。中途採用より新卒採用のほうがまともに人が来るので、会社は常に若い人が補充されてフレッシュな状態を保てているようだが、一方で結構な確率で辞める。次の三十代まで行かないケースが多い。あた…

パワーポイントの時代は終わったのではないか

最近見ていないものと言えば、スライドだ。パワーポイントなどで作るような資料。ここ数年コロナ禍でイベントがかなり少なくなったから、というのもある。また、SlideShareに大量にスライドが出回っていたのが5年くらい前だったが、SlideShareが広告を強制表…

大量の雑な情報で身を滅ぼさないために気をつけること

ネットを漂流していると、様々な情報が乱れ飛んでいる。全ての情報を把握できる人はいない。1いいねも付かない情報から、何万いいねもつく情報まで。量だけで言えば爆発している。テクノロジーの進化でそんな情報をも保管することはできていて、あとは人間…

人と同じことをしていたら価値が下がる

人と同じことをしていたら、他人も同じ技術を得ているので、価格は下がる。つまり給料が下がる。それなのに不思議なことに、「人気の職業」「人気の技術」みたいな話に人々は飛びつき勝ちである。人気だから給料が高いのかと言うと、絶対そんなことない。た…

居場所を社会でどう確保するか

学校って場所は思い返せば異常だったな。 nordot.app 文部科学省は、空き教室を活用して学校内で不登校の児童生徒をサポートする「校内教育支援センター」を拡充するため、新たに設置する自治体に必要経費を補助することを決めた。クラスの中に入れない子ど…

他人にスペックという言葉を使っている人をみてゾッとした

最近はXのほうによく出入りしていて、そこからのインプットが多めだ。その中で、ある書き込みを見た。配偶者に「スペック」という言葉を使っていた。年収や学歴、見た目などでスペックが低いと評していた。スペックが低いけれど私は気に入っている、みたいな…

集団心理の不思議なところ

最近の人々に思うところ。 知らない誰かに、あなたはこうすべきだ、と言われることをひどく嫌う。「説教くさい」という言葉に凝縮される。そう、説教されることを非常に嫌がる。 私は人に説教するのはこういうブログを書けるぐらいなのでできるのだけど、リ…

誰がそんな値段でモノ買うんだよ、という時代に入った

この記事読んで思ったのだけれど。 note.com なにしろ定価が高い。私自身、もう割引なしではスニーカーを買えない、お金がもったいないという気持ちになってしまった。スニーカーは楽しいし、興味はあるのだが、数ヶ月に一度、安い製品を手に入れられれば充…

どんな情報でも得られそうに思える時代を生きる

Google検索に、知りたい、問い合わせしたいキーワードを入れると、とにかく何か返してくれる。動画で見たいという需要もあるのでそこはYouTube。音楽やスポーツなど、言葉では伝わらない非言語的な情報もカバーできる。また、まとまっていない口コミから情報…

社会を変えようとする運動全てに思うこと

夏休みは暑くてどうしようもないので家に籠っているが、おそらく世間も夏休みな人が多くていろんな言論が目に飛び込んでくる。その中でも多いのが、社会はおかしい、こうあるべきだ、という一種の愚痴のような話だ。一種の社会変革運動と言えるとは思うが、…

人手不足は中途採用じゃ解決しない

人手不足です。前から何度も書いてましたね。 nordot.app 共同通信社は12日、主要企業114社に実施したアンケートをまとめた。人手の過不足感を企業に聞いたところ「人手が不足」か「やや不足」と回答した企業が計49%に上り、約半数の企業が不足感を訴えた。…

過去の傾向を無視した方がいい人もいる

有名大学への進学者数などを毎年誇る高校がある。あの高校に行けば必ずではないが、有名大学へ進学できる可能性が高まる、との判断は間違っていないと思う。高校のブランドイメージ向上にもなる。それぞれの高校ごとに実績に応じて評価があり、今がある。 過…

このまま経済は拡大し、成長していくなんて本当なのだろうか

バブル崩壊、ITバブル、リーマンショックなど、経済危機の時はまだ若者で、世間が大騒ぎしているな、位の印象しかなかった。今は立派な(?)大人なので今の状況を鑑みながら、あの頃を考えてみよう。 どの時代を見ても「価値がない物」をあたかも価値がある…

ブルーオーシャン戦略ってもう古いのかもしれない

ブルーオーシャン戦略は、ビジネスの中にいる人なら結構有名な話。 www.nri.com ブルー・オーシャン戦略とは、従来存在しなかったまったく新しい市場を生み出すことで、新領域に事業を展開していく戦略です。新市場を創造することにより、他社と競合すること…